譲坊ちゃん命！

我ながらレビュータイトル酷い…それは置いといて。
執着愛だけど激しさより哀愁を感じます。
岩瀬の止まったままの8年間分の想い。どれだけ譲と一家との生活が尊いものだったのか想像出来る。
ていうか12歳の譲が可愛すぎる…可憐でピュア!!!大事に大事にしたくなるのわかる!!!
そして無邪気に言ったまたみんなで暮らせるといいねっていうセリフ。
岩瀬が8年前を取り戻そうとする姿が狂気だけど、それに縋って生きてきたかと思うと切ない。
そんな岩瀬に囚われそうになる譲の心の変化にキュン。2人だけの世界がいつまで続くのか…エロティックで刹那的な空気感にドキドキする。
描き下ろしで少し関係の変わった2人の未来の見える話が描かれているのでホッとします！
随分前に買った作品だけど、緖川先生の綺麗な絵と箱庭っていう小さい空間に詰まった捻れた執着関係の薄暗い雰囲気が好きでたまに読み返したくなります！
もう1作品は拗らせに拗らせた両片思い男子2人。精神的攻撃で本心を暴こうとする千歳の強引なやり方嫌いじゃないよー。追い詰められてボロボロに泣きながら縋りつくシュウの姿にグッと来ます。