【単行本版】ヘタレと馬鹿たれ
」のレビュー

【単行本版】ヘタレと馬鹿たれ

秋好

まさかのエロなし笑

ネタバレ
2021年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ いやまあエロが無くても名作はありますよ?
でもそれは緻密なキャラの心理描写や緩急のあるストーリー構成、見て楽しめる構図や演出など何か光るものがあってこそです
端的に言ってこの作品にはそれらがありませんでした

恋愛の段階的に本番が描けないのであれば例えばオナ〇ーしてるところを描くとか妄想の中でヤっちゃってるとか例え1ページか2ページでもねじ込もうと思えばできたはずです
そして商業であれば恋愛描写以外にも性的な部分の描写を望んでいる需要も少なからずあります
まさか描き下ろしにすらエロが無いのは肩透かしも良いところです

これでまだ二人の恋愛描写が良く描かれていれば話は別ですが中学のころから想いを引きずってた割には変に淡泊な部分が目立ってヤリたい盛りの年頃にしては妙に物分かりがいいというか枯れてるというか違和感を感じます
もっとはっきり言っちゃうと二人に魅力が感じられなかったです
されに結ばれた後の描写も少なく男子高校生ものによくある初々しさや不器用な好意を微笑ましく見守ることすらままならず終了とかもうね

ツイッターなどで個人でやってる漫画ならともかく商業でこれはコスパが悪いと言わざるを得ません
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