このレビューはネタバレを含みます▼
満面の笑顔で「おんなじことで怒ってたね」からラストまではもう気持ちがほわっほわしてちょっと泣いちゃったよ!
トンデモ設定やキラキラしたものよりも、ふつうに生きとし生ける悩める子羊たちの物語が好きです。
素敵なラブストーリー。BLとか関係なくお互いに唯一無地の本当に大好きで必要な存在であるふたりが絆を築いていくすばらしい作品でした!
一見コンプレックスなんてなさそうな顔で器用に世渡りは出来ているけれど、愛することも愛されることにも不器用で、多喜のために必死になり取り繕えなくなってしまう佐久間。人間らしく魅力的で好きです。
深く暖かい懐で佐久間を受け止め人間的には佐久間よりよっぽど大人な一面を持つ多喜も、佐久間のこととなると必死になりやはりこちらも不器用で愛らしい人物で惹かれます。なんせかわいい。多喜かわいい。どんどんかわいくなっていく!ほくろ最強!
ふたりともお互いのために一生懸命で、一途に大好きすぎる故のベタなすれ違いイベント発生もかわいくてヤキモキきゅんきゅんの嵐です!
えっちシーンは行為のえろさはさらっとしたものですが、互いを慈しみ労うような表情の描写がすばらしく愛を感じます。クルクルと笑ったり泣き顔になる多喜がたまりません。
作画も好きです。おにぎりがおいしそうです!
何度も読みました。また繰り返し読むと思います。
すばらしい作品をありがとうございます。