夢は甘やかな口づけにまぎれて
」のレビュー

夢は甘やかな口づけにまぎれて

西條六花/sizh

失った記憶の真相

ネタバレ
2021年10月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 11才の時に記憶を亡くし森で倒れていた所を村の宿屋夫婦に拾われ育ったヒロインと、たまたま村を訪れた軍隊の小隊長でヒロインの従兄妹ヒーロー。
176ページの割には充実した内容で読みごたえがありました。ヒロインが失った記憶が後半まで伏せられていて読み進める楽しみがありましたね。始まりは強引だったヒーローもヒロインが記憶を取り戻してからは辛抱強く包み込む深い愛情があって良かったです。
ヒーローsideもあり、嘘をついて別れる覚悟までしてヒロインを守る姿勢がすてきでした。
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