このレビューはネタバレを含みます▼
いいおうちの出来損ない（？）の次男、巴。
お世話係に雇われた施設育ちの南雲。
ずっとふたりでやってきたのに南雲が出来のいい兄の秘書になることになり身を引こうとする巴。
ぐっとくるところもあったし、ふたりのお互い想う気持ちもよくわかります。でもなんというか全体的に少し薄い。絵柄もストーリーもキャラもほんの少し薄い。そんな印象でした。
ひどい父親と兄かと思えば少し後半に違う展開がありましたが、ちょっと取って付けたような感じもしました。
兄の秘書になれるように離れたんじゃないの？秘書にならなくていいの？ふたりで暮らすってできるの？最終話はちょっとわかりにくく唐突な感じがしました。
いいお話なのになんだか惜しい、そんな印象でした。
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