王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。そちらもどうぞお幸せに。
転生じゃない





2021年10月31日
ヒロインがとにかく自分の感情を抑えるので語り口調も淡々としてます。苦手な人もいるかと思いますが、語り手が変わると文体も変わります。元平民の養女令嬢に誑かされた馬鹿王がかなり病んでいて、聖女を失った王国も悲惨になります。お話は1巻で完結していて2巻は後日談と脇キャラの話なので余程気にいって無ければ高過ぎるし手を出さなくて良さそう。残念なのは身分差が正しくないです。帝国の皇太子が令嬢を様付けて呼ぶ、皇太子妃になったヒロインが臣下に様付けて呼ぶ。気になる所はありましたが、絶対の安心感で読めるほのぼの感が良かったです。

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