死刑執行人サンソン――国王ルイ十六世の首を刎ねた男
」のレビュー

死刑執行人サンソン――国王ルイ十六世の首を刎ねた男

安達正勝

読みやすく、興味深い!

ネタバレ
2021年11月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ フランスで7代に渡り続いた死刑執行人の人生を通じて、当時のフランスやフランス革命が解りやすく描かれている。フランス革命の独特な雰囲気もあり、楽しめる。死刑執行人の苦悩や差別に苦しみながら、自分の仕事に誇りを持ち、常に万全の準備を怠らないサンソンも死刑に失敗すれば、自分が群衆に殺される危険とも隣り合わせていた。
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