偽りのフレイヤ
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偽りのフレイヤ

石原ケイコ

どんどん面白くなってきてる!

ネタバレ
2021年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 石原先生の作品が好きで、新刊が発売される度に購入していますが、こちらの作品は序盤より本当にどんどん面白くなっています。

1巻序盤の頃は正直にいうと描写を変に感じました。
カット割というのかコマ割りというのか、作画の表現がなんだか浮いていて、特に戦闘的なシーンの躍動感や臨場感がなく、アーロンのシーンあたりは物語を進めるとても重要なシーンだというのに、引き込まれない。
そのせいか、少し興が削がれた感がありましたが、今はもう本当に面白くて面白くて!!

これはもっと多くの人に読んでもらって周知された方がいいなと思います。

先生の作品の相手役というと、違うようで全員似た要素が強い男性キャラなので、アレクシスがまさにその系統なのですが、おそらく当て馬ポジションでしょうが今作にはユリウスという今までに居なかったタイプの色男が登場しており、
わたしは断然ユリウス派です。

いやもう本当になんとかユリウスとのエンドに持ち込んではくれないだろうかと願っています。
ユリウスでないのであれば、誰かだけとどうなるということはなく、右にユリウス左にアレクという、この逆ハー状態をキープして終わって欲しい。
ユリウス脱落は見たくない…!!
というほど本当にユリウス推しです。

最新刊で漆黒に対する心情に遂に大きな変化が出てしまっているので、辛い。
それでも懲りずに純白エンドに期待大。
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