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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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王子様、この恋は運命ですか? [comic tint] 分冊版
作画が受け付けられなかった2022年5月20日表紙の作画が綺麗だったのと、少ないながらもレビュー評価が良かったこと、既刊数がそこそこあることから、面白いのではないかなと思って試しに1巻を購入したのですが、作画が苦手でわたしには受け入れられませんでした。
登場人物の瞳の描き方、特に少しデフォルメされたような、簡素化された描き方の時の目は一層怖い。
上手く言葉にできないけれど、分かってくれる人はいるだろうか…
瞳の焦点が合っていなくて、不気味に感じてしまう。
精神を病んでイカれてしまった人の描写であれば納得なのですが、そうではなく全ての人物の瞳が、大抵違和感を覚える不気味さある作画でした。
初っ端の数ページを見ただけでまだ台詞などの文字を追う前に、その瞳の怖さに意識を奪われてしまって、話の内容がまるっきり入ってこず、そのまま閉じてしまいました。
恐らく瞳の光の入れ方や黒目や瞳孔の書き方のバランスの関係で、視点が定まらない人のように見えます。
この点が改善されなければ、物語の内容がどれほど良いものであろうと、瞳以外の作画がどれほど素晴らしかろうと、今後わたしがこの作者さんの作品を手に取ることは無いと思います。
話の内容が一切読めないほど、申し訳ないけれど、わたしには無理でした。いいね
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色々とバランスがおかしくて変だった。2021年12月22日ぱっと見、綺麗なイラストで男の子も麗しくかっこよく見えそうですが、とにかくバランスが悪い…。
キメ顔の顔面以外は雑な感じがするというか、コマ割りもちょっと不思議で、何の変哲もない一つのイラストを何故か謎に2コマに渡って描いており、びっくりしました。
絵柄のクオリティもコマ割りも、これでなぜ編集者はOK出したのか疑問です。
そしてお色気漫画でもあるまいし、無駄に胸ばかり大きく強調されすぎていて、挙句綺麗に描けていないので、結構ひいてしまいました。
お話の内容もよく似たものを読んだことがありますが、それに関しては百歩譲って、ときめきシュチュエーションはどれも似たり寄ったりで限られてくるから仕方ないと飲み込むとして。
濁さずに言うと、絵の構成力が残念すぎて、わたしはこの作品にお金は出せません。 -
読まないと損!というくらい素敵なお話!2021年12月18日好きすぎると語彙力が欠如することがあるのですが、それくらい大好きな作品です!
人の絆・家族の絆も描かれていて、単純にラブストーリーだと思って読み進めていると、うっかりホロッと泣きそうになるくらい、じんわりとした温かさに包まれています。
また、タイトルも言い得て妙で、しっかり構成が組まれていることが感じられます。
タイトルから感じられるように、わかりやすく2人の間にある差のようなものが表現されていて、でも物語を読んでいると2人にそれだけの歳の差や価値観の差や歪みを感じない。
ぴったりとハマるピースのように、2人はかけがえのない唯一無二の存在なんだろうなと感じました。
ハルヒは見た目や職業柄、やんちゃそうなイメージを持たれそうですが、実はピュアで素朴で本当に優しい良い子で。
たしかに突拍子もないことを考えついたり、あまり周りを気にしないところはあるけれど、それがまた可愛い。
これは春原さん、放っておけないだろうなと思う愛らしさのある子です。
そして言わずもがな、春原さんが本当にイケオジすぎて、しっかりときめかせてくれるので、読んでいて思わず頬が緩むほど、幸せな気分にしてくれました。
物語に華を添えるちょっとした悪役も、全然嫌な気持ちにさせずに、物語を面白くだけしてくれる存在で、そういう風にライバルポジションを描けるのは素晴らしいなと思います。
番外編などでこれからも2人に会わせてほしいな、と思うくらい大好きなキャラクターたちで、大好きな作品です。 -
もっともっと沢山の人に読んでみてほしい!2021年12月18日好きすぎて逆に感想の語彙力が無くなるほど、鈴木先生の作品が大好きです!
どのお話も単なるラブストーリーではなく、ほのぼのと温かい気持ちが胸にじんわり広がる描かれ方をされていて、イラストタッチも綺麗でカッコ良くて可愛いけれど温かさが滲み出ている柔らかいタッチなので、読んでいて胸がほっこり幸せな気持ちになります。
今作はまだ序盤なのでしょうが、既に梶さんが頗る格好良くて、もう早く結ばれてくれないかなと、配信を待ち遠しく思っています。
個人的にライバル役の子もそこまで悪い子ではない気がしていて、多少の悪役感はあっても、見ていて気分が悪くなるような人が出てこないのも、幸せな気持ちを増してくれている要素の一つだと思います。
これからも楽しみに待ってます〜! -
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読んだ方が良い作品2021年12月1日切なくて、温かくて、泣きたくなるような作品です。
良かれと思ってしている、自分では思いやりだと思っている行動は、果たして本当に相手にとってもそうなのか。
本当の思いやりや優しさとは何なのか、そんなことまで考えさせられます。
例えば迷子の子供を見て声をかけるとして、「お母さんやお父さんは?」と訊いてしまうものだと思います。
でもそれでは傷つけてしまう可能性がある。
この漫画を読んで以来、「どうしたの?」と尋ねるように気をつけています。
それでもまだ配慮が足らないかもしれないけれど、自分の価値観を当たり前と思いすぎないよう、気をつけねばならないんだなと思うようになりました。
この作品はそういう、人として向き合わなければいけない大切なことや、できればより深く持ち合わせておきたい思いやりというものについて、しみじみと考えさせられます。 -
多分お話は面白いんだと思う2021年12月1日みきもと先生の絵柄が美しくて好きなのですが、セリフの吹き出し以外のセリフや、「ざわっ」とか「ガシャーン」などの音の表現などは大抵の漫画家さんは直筆で書き込まれていると思うのですが、みきもと先生の場合は字という字は全て既存のフォントで、臨場感を奪ってしまって今ひとつ話に入り込めなくて読むのをやめてしまいました。
フォントならば字が綺麗で読みやすくはありますが、
吹き出し外のセリフはまだしも、場を音で表現する擬音の表記はやはり直筆の字で表現される勢いや温度感や味というものがあるのだと思います。
何か事情があってのことなのかもしれませんが、全てフォントというのがどうにもしっくりこず、せっかくの美麗イラストもお話も楽しめず残念です…。 -
久しぶりにハマった恋愛少女漫画!!2021年11月3日大人が呼んでも楽しんで読める、しっかりとした少女漫画だと思います。
そしてきっちりときめきも満載。
これがまた、大人になると冷めてしまったり小っ恥ずかしくなったりするような、おもちゃのような甘さやときめきではなくて、「最高か!」と思わず恋がしたくなるような学生時代に戻りたくなるような素晴らしさ。
現実でこんなことがサラッとできて似合う人は中々いないし、何かの匙加減を間違えたら引いてしまうかもしれない甘さを、最高に楽しめるように描かれており、
村田先生だからこそこれがまとめられるだろうなと思いました。
読んで損はないと思える少女漫画でした。
読んでみるとこのタイトルでなければと思いますが、読む前だとタイトルの可愛らしさが子供っぽく感じ、
大人世代が嫌煙してしまう要素の一つになっていると思います。
大人の方々も騙されたと思って、まず2巻まで読んでみて!
自分の年齢が大人世代になると、主人公が学生ものは何となく避けがちにもなり、その中でも花ゆめや別フレ系は読んでも、自分が小中学生当時に読んでいた月刊誌のりぼんは子供っぽいかなと避けるようになっていました。
なので人気作品とは知りつつ、どうせ中身も子供っぽいだろうと決めつけてずっと素通りしてきたのですが、
無料試し読みキャンペーンをきっかけに読み進めて、見事にハマってしまって。
そこから既刊分をまとめて購入し、あっという間に全て読み終えてしまい、繰り返し読み直しながら、続刊が待ち遠しくて仕方ありません。
どうせ…と決めつけて避けていて非常に申し訳ないし、本当に勿体無いことをしていました。
人気作品には人気になるだけの価値と理由があるのだと強く感じました。
あまりにも夢展開すぎたり、ひたすらイチャこらしているだけで何が人気なのかわからない作品も確かにあるのですが、
ハニーレモンソーダはただの甘い恋愛漫画ではなく、
思春期の多感な時期の学生たちが悩みながら、出逢った人で変化を得ながら成長していく姿を通して、素直さや思いやりや愛情と向き合うことの大切さを感じさせられました。 -
笑えるけど、引きもするしトキメキはない。2021年4月13日絵が好みでなくて避けていましたが、内容もわたしには向いていませんでした。
ギャグ要素がふんだんですが、その笑いのセンスも合わなかったです。
失笑という感じの笑いでしたが、なぜか続きを読んでしまえるという、不思議な力はあります。
それも読み放題対象だから読んでも良いかなという感じで、わざわざポイントを消費してまでではないですが…。
みちゅこってイマジナリーフレンドだと思うので、心が満たされた頃に卒業できたら読めるようになるかもしれませんが、そうなるとこの作品の魅力もなくなってしまうのでしょうし、
これは合う人と合わない人がすごくハッキリ分かれそうな作品。 -
さらっと適度に楽しく読める2021年2月19日全体的に良くも悪くも軽めで薄めの内容ですが、なんか気乗りしない…なんだか読む手が止まる、ということはなく、さらさらと続きを読んでいける作品でした。
反面、手が止められない、どんどん読んでしまう、引き込まれる、というような、「面白い!」と言い切れるような作品ではありませんでした。
内容がライトな主な理由は、
・若き王とその臨時妃
・とにかく王が優秀すぎて恐れられている
・その王は子犬っぽい面もある
という設定以外の深い設定や内容が感じられないことにあると思います。
一国の王とその妃の話だというのに、具体的な王政についてや、周りの人たちの考え方や方向性についての描写がなく、
陛下に至っては冒頭などで部下を叱責している場面はありますが、それらしい言葉が連なっているだけで、
何がどう悪く叱責し、どう導こうとしているのか、という点は一切ありません。
彼自身や彼の側近たちがどう優れているのか、というのがわからない。
何故かいつも頗るタイミングよく危険を察知し動けてしまう、「優れている」というわかりやすい表現で、読み手が作品の中からそれを感じる描写がないです。
その分、重苦しい悲しさもないので、疲れている時でも読めるのは良い点だと思います。
少女漫画なので、国や情勢や政に関して内容が濃い必要は無いのかもしれませんが、
同じ白泉社から既刊している王国ファンタジー系が、比較的どの作品もその点についても内容が深いものが多いので、
これもそうなのかな、といった期待が大きかった分ちょっと残念でした。
単純に、王と臨時妃という設定とその2人が微妙にすれ違いながら結ばれる、という内容以外はないように思いました。
そのすれ違い方もちょっと無理があるのとやり口がお決まりで、読む方までハラハラしたり胸がきゅっとなるようなものではなく、
数歩引いて読んでしまえるので、少女漫画特有のドキドキを楽しむにもライトでした。
何か暇つぶしに読みたいな、どれかないかなという時には良いですが、率先して待ち望んで買うことはないかなと思います。 -
意外と読むの気力が必要2021年1月19日沸点低めの面白さで、本当にゆるさが特徴。
良い意味で、だらだら読むのに良いなという感じです。
ストーリー展開が激しいものは疲れて読めない日がありますが、これは逆に余りにもゆるすぎて、ちょっと読む気力が湧かない人もいると思います。
好みの差はあれど、面白くて手が止まらない、続刊が待ち遠しい、これからどうなるんだろう?という、ワクワクと待ち望む感じは薄いなと思います。
なんか面白い漫画ないかな〜でも何もないな〜、ハードなやつはしんどいしな〜という時に手が伸びる。
でも、読んでいる間に眠くなるときもある。笑
思わず引き込まれて無意識に集中して読み進めてしまう作品もありますが、こちらはそういう引力は薄めなので。
個人的にこのテンションのものは、ドラマの方が好きかもしれません。
文字数多いのと、吸引力はあまりないので、読み進めるのがちょっと面倒くさくなる時もあります。
なのだ、かけっぱなしに出来るドラマ版の方が合っていました。
でも作品のキャラクター的に、読むのが面倒…という一見良くない言葉も、悪い意味合いではなく、それくらいの立ち位置が似合うのが不思議です。
何が面白いのかわからない、という人もいると思うけれど、ちょっと読み進めていると温度低めのラインで、地味にハマる気がします。いいね
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思わずお洒落をしたくなる作品2021年1月19日一巻完結時に、もっと続きが読みたいと思い待っていましたが、いざ実際に二巻を読むと、一巻の時のようにどんどん読み進めてしまう引き込まれるものはありませんでした。
それ単体で読めば良作かもしれませんが、一巻の出来が素晴らしい分、期待値も高かったせいか、二巻は残念な印象で正直蛇足であったように思います。
二巻は読み返さないな、と思いました。
以下、以前投稿した一巻へのレビューです。
メイクやスタイリングのテクニックが描かれているのではなく、読む人の美容スイッチをとてもポジティブに押してくれる作品。
読んでいる最中から、「メイクしたい!スキンケアしたい!綺麗になりたい!」と、どんどん思わされました。
それぞれタイプの異なる主人公たちが、人間関係などを織り交ぜながら、美容を楽しんで生き生きと輝いている作品です。
沢山の女性や美容に関心のある男性にも、お洒落を愉しみたいと思わせる力があると思います。
日頃美容やファッションに気を遣っていても、人からの受けと自分の好みは異なるし、手をかけることが面倒で疲れ果ててしまう時もある。ましてや今の状況では、そもそもそれをする意味がないように感じることもある。
だけど、メイクもスキンケアもファッションも、本当は全部自分のため!
自分が綺麗だと思える自分でいたいから、そうすることでほんの少しの自信を持てたり、見える世界が変わったり…それだけで生き生きできる。
思わずワクワクしながら、今日のスキンケア、明日のメイク、ちょっと丁寧にお手入れしたくなってくる。
やっぱり綺麗でいる方が、気持ちも明るくなれるよね!
と、お洒落をすることを楽しみにさせてくれる。
メイクが勉強になる作品も良いですが、そこにスポットが当たりすぎていると、テキストめいてしまって、物語に入り込めない、ストーリーの質が下がるというのが難点だとわたしは思っています。
それに美容に前向きに意識が向かえば、それらテクニックはネットでも沢山手に入れることができるし、まずそれを自分で調べることも楽しみになると思います。
なので、テクニックや知識が得られる作品よりも、この作品のようにストーリーから、意識を駆り立てられる作品の方が、気持ちがハッピーになれました。
読後感が爽やかで、疲れてしぼみかかった心に響きます。
少し疲れたな…と思った時に、思わず読みたくなる。 -
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これはもっとたくさんの人に読んでほしい!2020年4月7日一巻のみの作品ですが、かなり良作だと思います。
少女漫画ものには珍しいテイストのSFで、昏さもあるし重さもあるので、ときめき満載のラブストーリーを期待されている方は、序盤でやめてしまうかもしれませんが、
是非そのまま読み進めてほしい!!
話数が少ないながらに、ストーリーに深みがあり、ラブストーリー押しで繋いでしまって中身があまりないものとは訳が違って、本当に引き込まれる魅力があります。
そして、この少ない話数の中で、これだけの登場人物をよくここまで違和感なく落とし込んでいるな、と思いました。
話が少ない作品で、次々と新たな登場人物を加えてしまうと、そのキャラクターの背景や作品流れが見えず、ブレてしまって陳腐になりやすいものを、逆に物語の核の深みに繋げており、謎が深まり面白さが増したところで、終了。
こうなると、伏線がありすぎてモヤモヤが残って不満にもなりそうですが、確かに続きが気になるものの、不満として残るようなマイナスな感情は抱かせない。
単純に、続編あってほしいよね!続編読みたいよね!という、プラスの感想を抱きました。
これで終わってしまっても消化できるが、謎はあるしこれからどんどん深まっていくだろう物語なので続きが読みたい。
そういう絶妙さが素晴らしいなと思いました。
この深みがあるからこそ、この二人の今後の恋愛要素ももっと見たいと思う。
読み終えて、どうしてこれが続編ないの?!と心で叫ぶほどでした。
本当にこれは続編がほしい。
10代の若年層の方で、ひたすら恋模様を彩った作品が読みたいという方には合わないかもしれませんが、漫画も一つの物語。
物語を読むのが好きという、本好きや漫画好きドラマ好きの方にはとてもハマるのではないかと思います。
まだまだ話が広がっていく要素が盛りだくさんなので、この作品をたくさんの人に知ってもらえたら、続編の話も上がるのではないかと思います。 -
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さすがとしか言いようがない2019年11月8日一井かずみ先生の作品のファンです。
年齢を重ねるにつれて、絵とお話が好みのものや年齢に合うものがなかなか見つけられなくなりした。
絵もきゅんとできる格好良さと可愛さがあって、キャラクターが成人済みの大人で、社会人向けの恋愛少女漫画というのが本当に少なくて。
社会人やアラサーアラフォー向けの恋愛漫画は他にもありますが、絵の系統がシンプルなタイプ(凪のお暇、七つ屋、逃げ恥等)ものか、尖の強め・派手さ強め(ジョージ朝倉先生系)のものばかりになってしまって、お話は楽しく読めても、「かっこいいな、美人だな」という風に絵柄込みでトキメくことのできる作品は本当に少ない中で、一井かずみ先生の作品はお話も絵柄も本当に素敵!!!
今回も抜群の面白さ。
ヒロインが恋をしたことがないという設定も、近年の傾向が反映されていて、まだ1巻なのに惹きつけられる魅力があふれていて、しっかり感情移入しながら夢も見られて、お話の世界の中に入れました。
更に良いことに、男の人の絵柄がまた大人の色気のあるものになっていて、もう本当に素晴らしかったです。
それがわたしはとても嬉しかったです。
今作の巻末に収録されている番外編の前作・きっと愛してしまうんだ は、お話は今までとまたちょっと違う角度からの始まりと、今までのキャラクターとはタイプが違って、大型わんこ系の男性(実は頼りになる内外共にハンサムくん)に、キリッとしたバリキャリ美女(実は人付き合いが苦手で内気で繊細な可愛い女性)のお話。
ストーリーは終始楽しく読ませて頂いたのですが、
男性陣の皆さんが話数を重ねるごとに、これまでよりもお目目くりくり、わんこ系の愛らしい描き方になっていて、大人の色気が減ってしまっていました。
なので1巻の時のビジュアルが一番好みで、だんだん可愛らしくなっていく男性陣の見た目に、少し寂しく思っていました。
ですが今作は、少女漫画系の美麗さはそのままに、切れ長の瞳の大人の色気満載の、どうせもう逃げられないの頃に近いものに…!
それが本当に嬉しかったです。
わたしは少女漫画のキラキラ感は残しつつ大人なシュッとしたイラストが好みなので、全て通して好みの大人向け恋愛漫画は本当にわずか。
そんな中で、一井かずみ先生は本当に共に素晴らしいので、これからも読み続けます。
こちらも是非とも長期連載になりますように! -
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あまりの進まなさにびっくりした2018年9月8日いよいよここから物語が動き出す!というとてもいいところで随分と長い間新刊の配信がなく、待ちに待った新刊で急いでポイントを購入して新刊購入したのですが、正直、え?これだけ?!という感じでした。
短い、そして中身がなかった。
桐山くんはほぼ台詞がなくて、ご想像くださいとばかりの表情演出のみ。
キャラクター的にそうしているからだとは言え、綺麗ですが元々表情に温度のない絵なので、なに考えてるかわからないなという、意味深を通り越したものがありました。
なんというか、平面的というか、深みのない感じ。
無表情、感情が読めないキャラクターだとしても、他のキャラクターで、線に温度が感じられてもいいと思うのですが、うまいし綺麗だけど伝わってこない歌と似たような感じです。
それが好みの分かれるところだとは思いますが、わたしはなんだかんだ面白く読んできました。
でも散々待っただけにこれはちょっとどうかなーと思います。
ここまでを一気読みされる方にはそんなに気にならないのかもしれませんが、ずっと配信を追いかけて読んでいる人には、とにかく話がなかなか進まない印象だと思います。
お話自体は面白いと思いますが、如何せん、短いし配信頻度が少なすぎる。
また次回までにものすごく時間が空くのかと思うと、やっと配信されても話は短いし進まないしとなると、買い続ける気力が削がれます。
お忙しいのかもしれませんが、連載する以上、読み続ける読者の方も考えて、作者さん側にはその辺を少し考えて頂きたいです。
都合でお休みされることはあると思うけれど、
今回は散々待ったあとなので、2話続けて配信するとか、そういう工夫をして欲しいですね。 -
騙されたと思って読んで見て欲しい。2018年5月16日わたしは絵が美しいものが好きなので、あきづき先生も勿論作画がとてもお上手で美しいのですが、人物の顔が比較的あっさり素朴でほんわかしたテイストなので、そういう美しさではなく、みつきかこ先生や最富キョウスケ先生持田あき先生紺野りさ先生などなど…見るからに少女漫画なかっこいい!!でも幼児ではなく大人っぽい美しい!というものが好きなので、ランキング上位でも当初は手をつけることがなかったのですが、一通り好みの絵柄や話を読み漁り、他にも何かないかなと人気らしいから試しに読んで見るかなと思い1巻を購入。
見事にハマり、即日、既刊分すべて購入し、新刊が出るたびに発売日に購入しています。
ストーリーが本当に面白いし、気を抜いて読んでいるとうっかりほろっと泣いてしまうこともあります。
好みじゃないかなーと思った絵柄も、ほのぼのしているだけでカッコいいし美しいし、本作だけではなく今ではすっかりあきづき先生のファンです。
人との絆や信念などが眩しくて、こういう関係っていいな、こういう人になりたかったなと憧れてやみません。
もうアラサーのいいおばさんですが、若い頃に戻れるならわたしもこういうひたむきさや真っ直ぐさを持って、その先に一生の絆で結ばれる仲間に出会いたいものです。
もう向こう10年ほど続いて欲しいほど大好きなので、10巻あたりの柱で、折り返し地点はすでにきたかなと仰られているのが気が気ではなく、どうかまだまだ連載が続きますようにと祈っています。
漫画連載にはよくあることですが、この作品も読み切りから続編が出て、その後連載が決まったお話なので、当初から全何話と決まっているわけではないようだし、人気になればどんどん長寿連載になるものだから、当時の時点ではもう折り返しあたりかなと予想していただけで、現在はまたゴール予想図も変わり、そうではないのかもしれませんが。いやぜひそうであって欲しい。
あと20巻くらいは続いて欲しい。
でもそう考えるとつくづく漫画家さんたちはすごいなと思います。ドラマのように始めの段階で尺がわかっていての構成ではなく、単発ものや短い連載のつもりが反響次第で続編となり話が長くなってもネタ切れや辻褄が合わないということがなく、まるで初めからそれが想定にあったように話が膨らみ伏線もちゃんと繋がっているし、頭の中どうなってるのかしらと尊敬します。 -
え…?2017年12月2日ごめんなさい、わたしには受け付けませんでした。
評価が高いし、絵も綺麗で可愛らしかったので以前も一度無料分を読んだのですが、引いてしまってやめました。
ですが相変わらず高評価、続編まで出てるとのことで改めて読み直してみようと思い、またしても無料分を読んで見ましたがやはり一巻で撃沈。
どこがそんなに面白いのだろう…という感じです。
漫画や小説なんてものは夢見がちで現実離れしていてあり得ない展開だということは重々承知していますし、二次元だからこそ、そういうあり得ない夢のある御都合主義展開が好きですが、これはあまりにもあり得なさすぎる。
リアリティがないからと言うと、いや漫画なんてリアリティがないものと言われてしまいますが、これはもはやそういうレベルじゃないです。
夢のような理想を盛り込みすぎて、あまりにあり得なくて、幼稚にさえ思えてしまうし、もはやギャグかと笑えてきてしまいました。
そしてヒロインのネガティブさと天然ピュア設定が個性を通り越していてむしろ痛いし酷いし、これが更に物語に入れない要素になっています。
うまく表現できませんが、とにかくあり得ないづくしです。あり得ない展開に夢があるものだけど、ここまでオンパレードだと、ないない、これはないわと冷めてしまいました。
ヒロインの相手役が高スペックだとか、ヒロインに激甘だとか、ときめき展開やシンデレラストーリーは確かに魅力的ですが、塩梅は大事だと思います。
現実にも夢が持てるくらいの、ちょうど良い夢のある展開ならいいですが、こんなことってある?こんな人っている?いやいやいや…というツッコミどころ満載です。
この幼稚なほど都合が良すぎる設定は、りぼんだからなのか?でもりぼんでも面白いものはあるし…
とにかく人気の理由がわかりませんでした…。
夢のある要素は有難いですが、それを楽しく受け入れられる説得力と構成力が欲しいです。 -
特別編がひどい2017年11月23日7巻までは絵も色っぽくて素敵だったのですが、特別編がもう本当にひどい。
それ故に星は2つになりました。
どうした?!!!と思わず叫びそうになるくらい絵が幼稚化していて、それたけでなく頭身とかバランスとか…正直に言わせていただくと、とてもプロの先生とは思えないほど下手になっています。
これ本当にご本人が描いているのかと思わず疑ってしまうくらい、7巻までと違います。
あの色っぽさとイケメンがどうやったらこういう方向に退化するのかわからない…
絵と同時にお話もつまらなくなっていて、正直がっかりです。
特別編が出て意気揚々とポチッとしましたが、レビュー読んでやめておけばよかった…。勿体無いことをしました。
これから読む方は7巻までになさることをお勧めします。 -
穏やかな感じが好ましい2017年11月16日さすが一井かずみ先生、大人が主役の恋愛少女漫画はお手の物だなぁという印象です。
前作は重いテーマもありましたが、今作はこれまでのシリーズの中で一番穏やかなお話じゃないかな?と思います。
ふわっとした空気感が魅力的です。
ただご本人も柱などでおっしゃっている通り、一巻の頃と最新刊の頃では随分と顔が違います。特に男の人が、だいぶ幼くなりました。
女の子のタッチはさほど変化ないのですが、男の人は今までの一井かずみ先生が描いていた素敵だったところが半減された感じです。
今作の初期や前作の頃に比べて、キャピッとした少女漫画感を増しているというか、目がクリクリと大きくなっていて、可愛すぎてます。
最初は今回のお相手役が今までのキャラクターの中で一番人懐っこくて少年ぽさがあるので、その描き分けなのかなぁとも思ったのですが、大人な主任のお目目もくりくり。
一巻の頃の方がすっきりしていてかっこいいです。
その点は出来れば前のタッチに戻って欲しいなぁ…と思います。
このままどんどん目の割合が大きくなったりキラキラしたり、丸くなったり…とにかく目がクリクリ大きい、いかにもな少女漫画タイプに逆戻りで変わっていくのはとても嫌です。
一井かずみ先生の描く男性は大人っぽくて、切れ長の目というか…キラキラしすぎていないところが素敵でかっこよくて色気があったので…
向坂さんも加藤さんもとてもかっこよかったし、初めの頃の谷地くんもとても素敵だったので、あの感じは失わないでほしいです。とにかくこの子供っぽさのある丸いお目目が元に戻ってくれることに期待。 -
え…?2017年11月13日絵も可愛い方だと思うし、ときめかせようと頑張ってくれているのはわかるのですが、常にどことなく違和感というか今ひとつ臨場感がないというか。
なんとなく、強引というか、無理くりな感じが否めませんでした。先輩がなんでも問題を解決してくれるスーパーマンすぎて、それに裏付けがないのでその解決の仕方もちょっと説得力が足らないので、ヒーローだから美味しいところ持っていく展開になっているという感じ。
それと、なんで先輩はヒロインを好きになったんだ…?最初から好意を持ってた感じになってますが、悪い子じゃないのはわかるけど、ここまで惹かれた理由がまるでわからないまま終わりました。
もう少し構成に違和感なくなるといいと思います。
この作家さんの今後に期待ですね。 -
ちょっと恥ずかしい2017年11月12日男の子キャラクターのビジュアルは本当に素敵なのですが、凪生の服のセンスと持ち物のセンスが悪すぎる。スカル柄のタンクトップと結構なダメージデニムとヒョウ柄のバスタオルて…それがオシャレなイケメンだと思って描かれているならかなり残念です。本人のビジュアルキャラにも合わないし、なんというか、一昔前の派手なヤンキーっぽい…。
それとひたすらイチャコラしているだけな上に節操がない。これは大事にされている感もちょっとない。
対してもはやギャグの扱いになっているものの、あたちゃんはいい味出しているし、服装含めビジュアルもあたちゃんの方が素敵です。
前作は打ち切りかと思うような終わり方は気になりましたが、それまでは程々に面白かったので今回も期待したのですが、作画も薄めでふわふわしていて細かくなっていて見にくいし話も上記の通りなので、次巻からは読まないと思います。
というか最近の少女漫画は無意味に毎話ラブラブしてるだけの話が多すぎる…そして無駄にエロ要素をいれすぎている…それが逆にときめかないです。 -
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色っぽい。2016年7月14日なんせキャラクターの画風が素敵すぎる。
少女漫画において絵の素敵さ、麗しさは絶対条件ですね。
それにしても、本当に素敵です。
番外編の収録順がややこしいのが、あれですが、どのお話もトキメキ度満載でした。
お話が短いのですがきちんと構成されてあるので、物足りない〜という文句はありませんが、何せ素敵だったのでもっと読みたかった!続きほしい!という良い意味での物足りなさというか、もっともっとと欲が出ました。笑
一見、ほんのり妖しさというか、くらさというか…を感じる画風ですが、お話が思いの外甘めで、けれどほんわかしているシーンもあるので、その画風がむしろ色っぽく魅力的な良い部分だけを残し、変なドキドキがなく読後感も良いです。
この人の恋愛ものをもっっと読みたい、出来れば長編でみたい。この番外編なんかも見たい!と、ものすごく思います。 -