このレビューはネタバレを含みます▼
黒髪短髪の柴×黒髪ロングモヒカンピアスの秋山くん-お互いに首輪して相手のリードを握っている表紙に目が釘付!-ヘタレで子犬みたいな柴はカツアゲされそうな所を先輩の秋山くんに助けられて一目惚れ。不良仲間と一緒にいるのに「愛してます」と告白。気づいたら拉致られて秋山くんの部屋で尋問されていた。秋山くんに見つめられるだけで興奮しちゃう変態さんはふざけた仲間に取り押さえられ秋山くんの足コキでイってしまう。泣き顔でぐちゃぐちゃになりながら秋山くんへの欲望を剥き出しにする柴を見て、彼の中の何かが壊れた。仲間にけしかけられ『ごほうび』に応じて誘い受け?みんなが気まずく目を背ける中、2人は結ばれるのか!-体の関係から始まる2人ですが、柴は今まで知らなかった好きなモノを知ることが出来うれしくてたまらない。でも知れば知るほど彼の寂しい一面も覗き見てしまう。自分と関係を持ったことで離れていく仲間達、大きな一軒家にはいつも家族がいない。秋山くんひとりぼっち?彼を一心に思うあまり離れていった仲間を説得しにいったり、家族との仲をなんとかしようと心の扉を開こうとする。1巻から柴の一途で尻尾がちぎれそうな猛烈なアプローチのおかげで2人は甘々なのですが、サボりたがりでやりたい事も特にない秋山くんが柴の思いやりある人柄に触れてどんどん人間味を増して努力し成長していくさまに心打たれました。3巻ではある出来事が起きそれまでとは違う固い絆で結ばれるのですが…号泣しました!-周りの人たちも味わい深い人ばかり!柴のバイト仲間『ちえちゃん』柴のクラスメイト『じおん』秋山くんの幼馴染『ともみ(男)』←彼だけ最後まで受難。4巻は完結しちゃう寂しさと名残惜しさにページを捲る指が重かった。でもたくさんの嬉しさと思い出を与えてもらうことになり、最後までどんな形であっても自分達にとって大切な人達に囲まれて生きていくだろう2人に祝福の気持ちでいっぱいになると同時に実は自分もとても幸せな人間なのだと気づかせてもらえる締めくくりでした。涙、涎、大量の汗や汁等水分多めなえちシーン(修正甘め)も大好きでした。のばらあいこ先生長期連載お疲れ様です!この作品を生み出して下さってありがとうございます。何度でも読み返します。