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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


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続編10巻制作決定!!2025年3月30日温かみのある美しい巻頭カラーページから始まる1巻から、主人公の良くん・ファンタジウムの魔法にかかり夢中になり、いつの間にか9巻を読み終え、私は生きる望みをもらいました。もしまだお読みになられていないようならば、今すぐ9巻まで完読して欲しい作品です。作者の杉本亜未先生が2024年11月から2025年1月まで行われていたクラウドファンディングプロジェクトの目標が達成し、待望の続編となる10巻の制作が決定しました!ストーリーはネタバレしたくないので控えますが、途中で読むのを止める事はできないはず。それくらい心の深いところを掴まれ揺さぶられる最高傑作です。登場人物一人一人の丁寧な描かれ方、登場する実在の有名人や作品など初めて知ることも多く、たくさんの知識と興味を与えてもらえますし、気持ちが高揚する細やかな描写の数々に触れて新しい世界観を持つことができます。また、良くんをはじめ、とてもかわいいマスコット的キャラクターの存在に心をつかまれたと気がつく頃にはファンタジウムの沼にドップリつかっていること間違いなしです。ぜひ既刊全巻を読み込んで下さい。続編制作スタートをみなさんと応援して盛り上げたいです。どうぞよろしくお願いいたします!
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日中合作サスペンスBL2025年1月22日杉本亜未先生を『ファンタジウム』で知り、あまりの素晴らしさに他の作品も読みたくなり次に読んだのがこちらの作品『ブラッディチャイナタウン』です。イケメンばかりが狙われる連続殺人事件を潔癖症故に清潔感と正義感溢れる(人にと深く関わらない)クールガイ刑事の拓殖さんと寂しさを漂わせているのに(長く同じ人といられない)根無草のような生活を送るジェンダレス美少年かなやくん…2人の訳ありメンズがタッグを組み事件解決に挑む!中華街を舞台に次々と起こる美男殺人事件だけでなく、人の内なる悩み事やほのかな恋と中華街のお楽しみガイドまで盛り込んだ【日中合作サスペンスBL】(私の勝手な解釈です)。息を呑むシーンが多くスピード感がありながら丁寧に練られたシナリオはまさに長編大作映画のようで一気に読んでしまいました。2人のキャラクターが細やかに描かれており徐々にどんな人物なのかが分かってくるほど情がわいてきます。お互いなぜ今のようになったのか、だからこんなものを愛用しているなどの細かいこだわりを感じる描写がリアルでとてつもなく好きです。完結していますが、2人や横浜中華街から離れがたく、この後どうなったのか、また新しい章が読みたくなります。久しぶりに拓殖さんとかなやくんに会いたい!!!
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杉本亜未先生『となりの宮廷料理人』2025年1月16日2025年2月号、杉本亜未先生の新連載『となりの宮廷料理人』の表紙と巻頭カラーに惹かれ紙書籍を待てず発売日0時に購入して読みました。キリリとしたお顔立ちの若者律くんと謎だらけで不安そうだけど優しげな表情の年上の男性ゴンさんの冒険の始まりに立ち会えたかのような喜びを噛み締めています。山東料理という珍しい(初めて知りました)テーマを分かりやすく読者に伝えてくれており中国の料理なのにとても身近に感じさせられる。そして食べる事や人との絆の大切さを教えてくれる。これは【幸せレシピ-飯テロミステリー】である!杉本先生の新連載作品を追える幸せで胸がいっぱい。毎月楽しみにしております。
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あたたかい2024年11月30日ひろくんがとてもかわいくて見ているだけで癒されます。読んでいるとほんのりとあたたかくなってくるお話しです。3人の家族としてのあり方が当たり前と言えるような世の中になったら素敵だろうなと読んでいて思わされるような作品だと思いました。
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2巻から面白さが加速!2021年11月22日黒髪の西脇瑛二×金髪の片桐白兎(先輩には兎ちゃんと呼ばれる)・ファッション誌『gem』の敏腕編集者の西脇はブランド主催のパーティでモデルのようなセンスの良い片桐に声をかけられる。終宴後、屋上で休んでいるとそこには先ほど挨拶した片桐が酔い潰れており、ホテルに送って行った先で胸をはだけさせたその姿を見た西脇は・・・そんな出会いの数日後『gem』編集部に転職してきた片桐は、その晩の事を全く覚えていなかった!・こちら1巻を読んだ時なぜかピンとこなくて先ほど2巻を読み終えてみたら・・・結果すごく良かったです!どうして1巻でそんな風に感じてしまったのだろう?そう思っていたのが嘘のように心から好きになってしまった!なので1巻を読み返して更にもう1回2巻を読んで、更に1巻をもう1回←何度読むんだ!・1巻だけでも十分に面白いんですよ!でも2巻を読んだら1巻の良さというのが倍に増したことが分かりました。愛が深まるってこういうことなんだよな〜。2巻では白兎の幼馴染の熊崎も登場し、西脇の嫉妬が爆発!いいぞ〜♪そして熊崎のアシスタントの古賀くんも目がくりくりでピュアっこなので人気が出そうですね。ラストがまた良かったですね。イチャラブ最高!次巻がとても楽しみな作品となりました。ちなみに2巻に朝チュン表現で2羽の雀が出てくるところと、最後の白兎の笑顔に心を射抜かれました♪
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ラムダンのエロかわいさと民族衣装2021年11月20日黒髪のウルジ×紫ロン毛のラムダン・とある民族のお話。衣装や装飾品、食べ物やヤクを放牧していたりなんとなくモンゴルやブータンなんかを想像させられます。衣装や宝飾類(特に表紙や扉絵)が美しくてうっとりします。。。村や家族のために大金持ちへ嫁ぐ約束をさせられていた妹のララを好きな男と一緒に逃すために、兄のラムダンが女装し花嫁になりすまします。適当なところで逃げようと思っていたのに、夫ウルジに飲まされた媚薬のせいか、めちゃめちゃ気持ち良くさせられちゃいます。初っ端からもう激しくまぐわうわけですが、ウルジの照れなど一切ない男前で余裕すら感じる強烈な攻めに、頭で分かってはいるのに抗うことができないどころか自分から求めてしまうラムダン…の色気がすごい〜。本当に孕んじゃうんじゃなかろうか?と一瞬思ったほど。ためこう先生の描かれるラムダンのエ ロかわいさ爆弾を投下されたくらい衝撃です!ラムダンのような妖精っぽいキャラ好き。憧れます。とにかくウルジの愛がすごいよ。猛烈だよ!ラムダンもだんだん絆されちゃうし。2巻ではウルジのお兄さんのバドマが登場します。ダメ男を気取った長髪の自由人なんだけどこの人もとても魅力的。世継ぎの問題や、ララはあれからどうなった?とか、ウルジがラムダンを手に入れるためにしたことなどが原因で2人の間に溝ができたり…さてどうなっちゃうのかな!って。ね?ということで4巻の発売も待ち遠しいし、2021年12月17日にはためこう先生のオンライントークイベントがあるし、今から期待に胸躍らせています!楽しみだよ〜
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新しい家族の形かも2021年11月18日茶髪の尊×黒髪の誠志郎・法務大臣の父の秘書を務める京極誠志郎は父の隠し子(異母弟)の礼央を隠しながら一緒に住んでるんだけど公園で遊ばせているのを同級生だった京極尊に目撃されてしまい…。2人の結婚式のシーンかわいい〜。(もう今月はBL本の中でいくつの結婚式に参加させてもらったことか!←妄想ヤバ!)同性の偽装結婚を政治家の父に利用される。そんな嘘から始まり本物の愛への物語♪尊は女性と離婚したばかりなんだけど最初からぐいぐい攻めてくるんだな。清史郎も結構ちょろかった。でもって木下先生の絵が大好きなもので、ハーフアップにしてる尊は芸能人のりょうしんを持ってるの分かるよってくらいキラキラカッコ良いし、お堅いまじめくんの誠志郎は美人だし。5歳児の礼央も生意気なところがもう可愛くって、ちょっとストーリー置いておいても好きです。「初夜」の中盤くらいからは、2人がもうラブラブでして。愛が生まれる瞬間も見られて。くぅ〜。ってなりました。良き良き!3人で本当の家族のように暮らす姿がとっても微笑ましいし。かわいいし。←何度でも言うよ。変なプレゼントをくれる当て馬っぽい朝倉先生が今のところは特に邪魔をしてきていないけど、どうなの?これからまだ続きますよね?油断できないぞ!
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当て馬だった彼が主人公に!2021年11月15日黒髪の銀木(しろき)×アッシュグレー髪の隼人・前作の『ヤキモチはきつね色』でちょっと悪い子な当て馬だった隼人が今度は主人公なんですね♪クールなイケメン大学院生の銀木が隣人なのですが、毎日オンラインゲームでチャットなどをやって騒がしくしていて怒られるところから始まります。前作の秋葉よりこちらの隼人くんの方が悩みが深いというか、狼に憑かれているだけに、満月の日に自分の意思に反して発情して人を襲うような真似をしてしまうこともあるから、そんな自分が怖いって思ってる。対する銀木もクールなだけじゃなくてちょっと人に厳しい印象なんだけど彼もまた過去にちょっとしたトラウマがあったりする。2人がそういった自分のコンプレックスによって相手に誤解を招いたりすることで勘違いと気持ちのすれ違いが起きてジリジリさせられます。がそこがまた良いです。今回は銀木さんが猫をかっていい働きをしてくれますよ。末広先生の描くネコちゃんたちかわいいです。こちらも前作同様えちは少なめですが、何せ隼人が発情しちゃうシーンがエ ロかわいかったです。前作の秋葉ほどは甘々じゃない隼人みたいなコが素直になって流す涙にはちょっと胸がキュッとくるところがありました。なんとなくこちらの作品は今後の銀木と隼人がどうなるのか続きが読みたくなってしまった。ここで終わらずに何かしらの形で繋がっていくストーリー展開とかないかなあ。
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かわいくて癒されるの間違いなし2021年11月14日黒髪のゆくり×茶髪の秋葉・ケモ耳初体験です!狐憑きというと少女漫画の「フルーツバスケット」を思い出します。あちらの作品はシビアでかなり切なく辛いシーンも多かったと記憶しますが、こちらの作品は本人や家族は悩みもあるでしょうが、むしろポップな仕上がりです。代々狐に憑かれやすい家系の秋葉は心に隙ができたり動揺するときつねの耳としっぽが出ちゃう!さらに体を乗っ取られると知らない場所に行ったり畑を荒らしたり、だんだんそれがエスカレートしてきたのを改善するため、親戚の寺に預けられることになる。その寺の息子のゆくりとは初めて会った時から狐の反応がすごくて、ゆくりのことが大好きみたい。秋葉と狐が入れ替わった時のギャップが二重人格みたいに見えるけど、そこがまたツンデレっぽくてかわいいワケです。もうすでに耳やしっぽがある時点で見た目が可愛いのだけれど。。。お寺で飼われている猫(こちらは本物の動物の猫)の存在もかわいくてほのぼのしながら読み進めます。男女問わず誰にでも優しいゆくりと耳と尻尾がいつ出るか分からず、それに怯えてなかなか友達ができない秋葉、そして狐の三者の気持ちの交錯によって、ちょうどよく、ちょっとだけヤキモキさせられたりするのがこの作品の楽しいところだと思います。そこにまたいい塩梅の調味料として現れる当て馬の隼人。コヤツがまた重要な人物なのですね〜。末広マチ先生の作品は初めて読んだのですが、主人公である秋葉をピカピカにかわいくかわいく描いていらして、とにかく動物好きな人はもちろんのこと、そうでない人でもキュンときちゃうはずです。えちシーンはかなり少なめになりますが、全部を通して、秋葉の照れ顔を多めに堪能できたのが良かったです。続編である『あいまいなウルフ』も楽しみです♫
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読むセラピー♫2021年11月14日黒髪の貴一×茶髪ピアスの尚・29歳お年頃の貴一は恋愛が面倒になっていてずっとひとりだけど、親友のあいつがずっとお互い独身だったら一緒に住むか?なんて言っていたからなんとなく安心していた。それなのにあっさり結婚しちゃうなんて。結婚式の帰り道、思いのほかショックを受けていた貴一は仕事の取引先でもある行きつけのバーで飲みすぎて寝てしまい、目覚めるとそこにはアイドルのようなイケメンアルバイトくんが!真夜中になってしまい帰れない時間なので自分の家に泊めてあげたのをきっかけに週一でハグする関係に…。はあ。まさに、この漫画自体がセラピー。ずっとカートに入れてあったのですが、セールになっていてポチりました。なんでもっと早く読まなかったんだ!自分!家に人を呼んだりするのが好きじゃないはずなのに、尚だと大丈夫とか、ハグして幸せホルモンいっぱい出ちゃってる貴一幸せすぎるだろ♪宮田トヲル先生の絵がキャラが可愛くてもうすごく好きです!最近弱まっていたからあったか〜いハグとイケメンの顔を拝めてほんわりとした気分になれました。おとぼけ顔の『めろすけ』ʕ•ᴥ•ʔグッズ化されたら買うのに!抱き枕にしてくれ!そして“デリハグの〔なお〕実際いたら売れっ子だろうな〜。
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出版社シリーズ第5弾-編集者×美容アシ2021年11月11日薄茶髪の屋木×茶髪の湊人/前作『ワーカホリックベイビー』で年下なのに終始優しくスマートに身を引いた湊人くん、絶対に幸せになって欲しかった。フリーランスの編集でゲイの屋木はいつも見かけるニコニコ笑っている湊人がある日バーでひとり静かに涙を流し続けているのを見てその美しさに声をかけずにおれず、一夜を共にしてしまう。ある日湊人がストーカー被害にあっている事を知り、自分の住むタワマン(親が金持ちなんだよ!)に連れて行く。ところでこの湊人くん、こちらでは傷心で?受けになっちゃった。元々とっても優しい人なのでどちらでも良いよってスタンスだったみたいで。それに負けじと一回り年上の屋木さんもめちゃくちゃ甲斐甲斐しいんだよ!漫画の編集者と思えないほどダンディだし←失礼!だってスリーピーススーツ着てるんだよ〜。お弁当は持たせてくれるし、どんな時間でもお迎え来てくれるし。普段周りの人にも穏やかなのに、湊人の寝言(昔好きだった人の名前)「さといくん…」を聞いちゃったり、その人が今行ってる出版社の勤めているので見たら全然自分と違うタイプでショック受けたり、湊人のこととなると心乱されちゃってるのがまたくぅ〜ってなります。優しい2人がますますラブラブ仲良く幸せになりますように♫←順番に読むとシリーズ第6弾の『トキメキ、タメイキ、ルームシェア2』に収録された『24時間、お世話つきで 故郷編』で続きが読めますよ。
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出版社シリーズ第4弾-元先輩×後輩CP2021年11月11日黒髪の樋口×茶髪の聡(さとい)/エロ漫画雑誌[月刊コミックスパークス]編集部に転職してきた聡は、その出版社で営業のエースである樋口と大学時代に付き合っていた。樋口は思わぬ場所での再会に声をかけるけど、聡は昔された仕打ちを許せずにいた…強引な樋口に自分が社会人になって忙しくなったことで自然消滅したんだから「また付き合うだろ?」と言われ「大嫌いだしあの時は自分から距離を置いた。トラウマだからもう思い出したくもない」と拒絶する聡。しかも今は前職の美容系雑誌の編集をしていた時知り合った美容師のアシスタントをしている年下の優しい湊人と良い関係も築きつつある…でもでも…。お互いの気持ちのすれ違い、若かったからこそ伝えられなかった感情や気持ちなどが社会人になて揉まれるうちに人間力も高まった今、新しい2人の成長した姿が愛おしいです。胸が痛くなったり、良かったねって微笑ましく思える。そんな作品、だがしかし!唯一湊くんが可哀想すぎるんです!でも大丈夫、次読むシリーズ第5弾で救われるようなので、先を急ぐ!
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出版社シリーズ第3/第6-編集者同期CP2021年11月11日実際はこの順に読むのがおすすめです!『宝物見つけました』→『編集長を好きになったワケですが。』→『トキメキ、タメイキ、ルームシェア』→『ワーカホリックベイビー』→『24時間、お世話つきで』→『トキメキ、タメイキ、ルームシェア2』/さて表題作:アッシュブラウン髪の星×黒髪眼鏡の涌井/同じ漫画雑誌の編集部に努める同期同士の2人だけど、涌井は仕事が出来て人間力も高い星のことが嫌い。忙しくて家に帰れない星を会社の近くに住ん出ることを理由にしばらく泊めてやれと編集長に言われ、回避したさに「自分はゲイだからその性的欲求を満足させられたらと無理そうな条件を出すんだけど星はあっさりそれに従って…黒髪メガネの涌井がドストライクだったのでそれだけで読んでいて楽しかったです。涌井のツンがデレる過程や忙しさに目が据わってきちゃう星もツボでした。ノンケの2人がお互い理解し合うのが早いのも同じ編集者としての共感が大きく影響しているだろうところに、お仕事BLの良さってここよな〜と。2巻は同棲編ですね。今度は涌井が忙しくなって約束の「週1えち」さえ守れずすれ違うじれじれを楽しませてもらいました。涌井くんの泣き顔と照れ顔が最高に可愛く描かれていて、本当にご馳走様です。まだまだみせて欲しいです!千葉リョウコ先生最高です!その他1巻「花丘先生にはまだ敵わない」2巻「24時間、お世話つきで 故郷編」も読めます。こちらはシリーズを順番に読んでいないと分からんから気をつけて!
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出版社シリーズ第2弾-編集長と部下CP2021年11月11日『宝物見つけました』→『編集長を好きになったワケですが。』→『トキメキ、タメイキ、ルームシェア』→『ワーカホリックベイビー』→『24時間、お世話つきで』→『トキメキ、タメイキ、ルームシェア2』の順に読むのがおすすめです!さて、シリーズ第2弾の表題作:茶髪眼鏡の倉持×黒髪の市ノ瀬(宝)・『宝物見つけました』で体の関係を結んじゃった2人のその後。BL漫画と倉持編集長にすっかりハマってしまったワンコ系市ノ瀬は倉持をどんどん好きになってしまうけど編集長は!?BLの編集部で育まれた関係なので編集部員の腐女子が応援してくれたりBLっぽい絡みやセリフを自分たちで揶揄い合ったりするのが楽しい♪ワンコな市ノ瀬が可愛くて一回りも年上な倉持に目一杯甘やかせてもらって欲しいです。『花丘先生のコトを彼はまだ知らない』黒髪の明里(ペンネーム:花丘アカリ)×茶髪の杏野/表題作で倉持の大学時代の先輩で当て馬の存在だった漫画家の明里(本名の名字)は密かに思いを寄せていた倉持に失恋。元からの不眠症もあって不調気味。そんな時贔屓にしている本屋の店員の杏野くんを食事に誘ってなんと添い寝してもらう関係に!?常に皮肉っぽい杏野くんが明里が漏らす寝言に実は嫉妬するところに萌えます。『宝箱あけちゃいました』こちら出版社シリーズ第1弾『宝箱見つけました』の番外編なのですが時系列では今作より前のお話になります。『編集長をひとり占めしたいワケですが。』こちらは本編の続きなのでラブラブを楽しめます♪「出版社シリーズ」はいろんなCPのお話が行ったり来たりするのでちょっとおバカな私は頭が混乱しちゃう時があるわ〜。面白いから良いんですけどね♪出版順に読むのがおすすめです!
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出版社シリーズ第1弾-3CPのオムニバス2021年11月11日このシリーズは『宝物見つけました』→『編集長を好きになったワケですが。』→『トキメキ、タメイキ、ルームシェア』→『ワーカホリックベイビー』→『24時間、お世話つきで』→『トキメキ、タメイキ、ルームシェア2』の順で読むのがおすすめです。
表題作→黒髪の仁井名×茶髪の瀬田/月刊エロ漫画雑誌の編集者となって3年目の仁井名は社内デザイン部への発注も任され、かなりの頻度で顔を合わせる瀬田の事が気になっていた…そんなある日終電を逃した2人は酔った勢いで…クールな仁井田が一途に人を想うようになってデレるギャップに萌えます。ゲイの瀬田が過去が明らかになってからの展開が早くて良き!『宝物奪われました』→茶髪の成田一十三(ひとみ)×黒髪メガネの咲坂/全裸で目覚め全身の倦怠感、腰と尻の強烈な痛み「なんだあ?歩けない…」そこへ駆け寄っておでこにキスするこの男!昨夜の校了明けの飲み会に女装して現れた別部署の成田だ!咲坂は二次元オタクで理想の嫁(漫画のヒロイン)ヒトミちゃんにそっくりなその姿に抱きつき離れず、奇しくも同名の男「一十三(ひとみ)」に4回も抱かれていた!その後も体の関係を重ねる2人。ひとみは咲坂くん大好きなのに咲坂はなかなか認めてくれない…飲むとすぐ酔っ払っちゃうのと欲望にすぐ負けちゃう黒髪眼鏡受けが好物すぎて可愛かった♪『宝物光ました』→茶髪眼鏡の倉持×黒髪の市ノ瀬/BL漫画雑誌「花音」ならぬ「月音」編集長の倉持の元に別部署から助っ人としてやってきた新人の市ノ瀬はかわいいワンコ系でBL漫画に触発され「良かったらオレに挿れてみませんか?」と誘ってきたり前立腺マッサージに興味津々でその事を包み隠さず編集部内の社員(全員腐女子)にぶちまけるから、ざわざわしちゃうのが面白い!『宝物手に入れました』表題作のCPがくっついてからの甘々。1冊で3CP分も楽しめてどのパターンも面白かったです。この『出版社シリーズ』2021.11現在、以下まで出ています。順番に読むことをおすすめします♪『宝物見つけました』→『編集長を好きになったワケですが。』→『トキメキ、タメイキ、ルームシェア』→『ワーカホリックベイビー』→『24時間、お世話つきで』→『トキメキ、タメイキ、ルームシェア2』 -
アオハルの甘酸っぱさ炸裂2021年11月8日黒髪の七種(サエグサ)×天然薄茶髪の新内。変わった時期にやってきた転校生の新内は光を透過しキラキラ光る明るい髪と色素の薄い瞳で、目つきも悪い。地方の進学校にはいない見た目の派手さに反して?学年1位をとってしまう秀才。無表情どころか目が合えば睨んでくるし、綺麗だけど近付き難い雰囲気をまとっていて誰も話しかけられない。そんな彼から目を離せない七種はある休日、街中のTVでロケット打ち上げの中継に見入っているとわずかな距離に新内を見た気がした!?・・・彼に近付きたい一心で、子供の頃ロケットが好きだった七種はそのころ読んだ本を手に「勉強を教えてほしい」と声をかける。それをキッカケに一気に懐いてきた新内は「ななち」とあだ名までつけて呼んでくる!「くっそカワイイーーー!」その後、目つきの悪さや転校してきた理由などが分かるのですが・・・無愛想とくっそ可愛い笑顔の振り幅よ!←悶えるわ!元は無気力気味だった七種が新内の出現によりハートに火をつけられちゃって奮起するところなど、アオハルの甘酸っぱさがぎゅっと詰まった作品でした。気持ちが濁ってきたら読みたい。表紙に描かれた炭酸飲料のボトルや空の色の青さが真夏の光に映えて、一気に爽やかさを運んできてくれそうです♪私もななちのように「心の機微に聡く」なりたいデス。
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美しい絵とキュンが詰まったシリーズ第1弾2021年10月24日表紙の美しさに魅了されシリーズ全て読みました。茶髪ピアスの寿×黒髪の真央。寮生活を送るDKモノという大好物設定!一匹狼のゲイである寿と同室になった映画部所属の真央。次に取る予定のBLがテーマの作品の主人公に寿をキャスティングしたいから話をしておいて欲しいと言われるのですが・・・映画部の監督が妹のBL漫画を読んでBLに目覚めちゃってそういう映画を作るため部員にマンガ読ませたり、実際ゲイである寿が主人公役を演じたり、それを見た真央が改めて寿の美しさに狼狽ちゃったり、キュンのオンパレード間違いないです。2人の華奢な絡みも好みですし、なんと言ってもじゃのめ先生の描くえちシーンは美しくて何度も読み返すほど大大大好きです。
『黄昏アウトフォーカス』→『残像スローモーション』→『黄昏アウトフォーカスoverlap』→『宵々モノローグ』
の出版された順番に読んでからまた振り返って何度も読むのがおすすめです!!! -
みんな良い人2021年10月6日茶髪の梅谷×黒髪の鷲園。ゼミ生全員参加の飲み会に、いつもはいない鷲園くんが来ていると女の子たちがざわついている。お近づきになりたいけど潔癖症だから無理?って噂。「誰?それ」って様子を伺うと、目元と口元にあるホクロが妙に色っぽい鷲園くん、隣の人が直箸で取り分けてくれた料理を・・・ん?食べてるじゃん!「こいつ本当に潔癖なのか?」ってところから始まる。この鷲園くん、体の線が細くて色白で綺麗なお顔立ち。黒髪もちょい長めで片側耳にかけてるところが艶っぽいんですよ〜。彼は過去のトラウマがあり、それがどんな事で今どのような問題を抱えているかのつながりが徐々に明らかになる。人といつも一定の距離を置いていて、神経質で繊細な鷲園に対して、明るくて素直、真正面からグイグイ押していく梅谷は本質的には嫌がることもしないし何でもサポートしたいと思っちゃう優しい人物。対照的な2人だけど違うからこそお互い惹かれあうんでしょうね。無邪気な梅谷と無意識にあざとかわいい鷲園のCPの穏やかさが良き!
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一番ナマモノっぽいのは誰だろう?2021年9月16日2010年恋人の太田光が事故で死亡し、山田虎雄はその後を追って命を絶つが、その250年後に恋人によく似たアンドロイドを前に目が覚めます。ポンコツ気味なアンドロイドのヒカルは、優秀だった人間の光とは似て非なるもの。その言動にいちいち腹が立ってしまい、つい冷たい態度をとってしまうのですが・・・この後さらに表題の通りの250年後が描かれるわけですが・・・ロボットやアンドロイドが登場するお話しが好きです。絵本の「ロボットカミイ」名作の小説「気まぐれロボット」SF映画の金字塔である「スターウォーズ」、「2001年宇宙の旅」、「ブレードランナー」と原作である「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」他にも上げればキリがないです。そこに登場するロボット、アンドロイド、そして今回の作品でもヒカルA、ヒカルB、D-4QP、私にとてっては、ふとした時、人間より生々しく愛おしく思える瞬間があるってことを、この作品により思い出させられました。
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バレエの専門知識とラブとエロの融合2021年9月13日私立芸術系高校が舞台。バレエ科の凡人茶髪・見延 × 天才肌の先輩黒髪・イチ。放課後のペア練習で憧れのイチさんとの2人きりでレッスンする権利を手に入れた見延ですが、彼が踊る姿に興奮してしまい、悟られていつしかカラダの関係に発展しちゃうんですね。実際にダンスの世界というのはゲイもバイも多いのでリアリティがあります。昼寝シアン先生ご自身が「人生で一番長くやってきたことを題材に…」と書かれているし、インタビューでもご友人が海外で振付師としてデビューされたとのことで、バレエについての専門知識もとても豊富で、途中何度か解説も挟んでいらっしゃるので、この1冊で知識欲も満たされます。2人ともダンサーなので筋肉のつき方が綺麗で大人っぽく見えますが、中身はDKなので甘酸っぱい心の動きも描かれていてキュンときます。まだ続くとのことでしたので次巻も楽しみです。
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かわいい2人の今後が読みたい2021年9月12日30才男性…とは思えない見目麗しく可愛らしい容姿を持ち、かつ有能なシステムエンジニアの瀬戸さんに、9才年下の新人の部下である、猫のような(犬っぽくもある)動物のような人懐っこさがあるコレまたかわいい仁くんがぐいぐいと攻めていく。SEの業務内容や、ならではの悩み、無駄のない美しいコーデングに衝撃を受けるなど、この仕事についてとても詳しく、大麦こあら先生の前職なのかな?と思っていましたが、先日の作業配信時のトークでご友人や知人のお話を参考にされたとおっしゃっていました。お仕事漫画としても楽しく読ませていただきました。人生設計の変更を仕事での仕様変更に置き換えて考えてみたりするのもあるある!と頷ける面白さでした。また、サラリーマンの2人ですが、職種柄ほぼカジュアルなスタイルなのも新鮮でした。このままの形でも番外編としてでも良いので、この先の仁くんと瀬戸さんの物語を読みたいです!切望!!
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後半のスピード感と泣かされ具合半端ない2021年9月11日親の借金のカタにヤクザの元にやってくる高校生の苦味(クミ)はサクマによって教育されゲイポルノの道へ。ただの仕込みする、される、の仲だったはずの2人の間にはもう情がわいてしまっていて…ポルノスターにのし上がった苦味だが、そろそろここから抜け出したい…一悶着あって…。俳優業から抜け出し、ゲイポルノ制作会社の社長兼スタッフとして働く苦味は、相変わらずサクマとつるんでいるものの、いろいろな問題にまた巻き込まれていってしまう2巻の後半で急激にストーリにスピード感が出てきて、映画のようなアクションシーンにドキドキハラハラが止まらない!そして号泣!!衝撃の展開に、良い意味で裏切られて最高でした。1巻の初めはコミカルな雰囲気が漂っていて、エロとちょうど良い塩梅のバランス感で進むのかなと思いきや、シリアスな回想シーンなんかもふんだんにあって、いくつもの味を一食で味わうことができたようで得した気分です。更なる続編を期待しちゃうけど、これはここで終わって良いのかも知れないですね。オタクで自称関西人ハーフのレニくんと制作会社スタッフであり男優デビューも果たしちゃう斉木くんのカップルも可愛くて好きです♪
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ゆっくり進む、無表情攻め2021年9月11日小学生の時からの幼馴染の二人。茶髪で無表情(細目)だけど中身は熱い「志井」と1つ年上の黒髪でぱっちり目のイケメン「環」。志井は一軒家に住むごく普通の一般家庭で育つが、環は団地でシングルマザーに育てられている。ある日環が自分の家の玄関先で人知れず涙を流しているところを見た志井は子供心にもなんとなく帰したくなく、自分の家に泊めてしまう…。繊細な線で描かれる絵がとても好きです。ストーリーも小学1年生から始まり、高学年、中学生、高校生になるまでの成長っぷりも「あんなに可愛かった子がシュッとかっこよくなっちゃって」と親のような気持ちで読み進んじゃいました。子供から思春期に入る頃の性の目覚めがなんとも甘酸っぱく、そしてある意味リアルに描かれているのにも関わらず、少年達の美しさを損なうことない。素晴らしい作品に出会えて嬉しいです。紙本も絶対に買います!現2巻まで、心と身体のゆっくりとした成長が見られる。エロ少なめ。これからの2人を見守りたいです。
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深イイ2021年7月20日「僕をダメにする38歳。」からの「僕をダメにするシリーズ」として、脇役だった交番勤務の30歳の交番勤務の律が主人公なのですが、こちらのストーリーが好きで何度も読み返しちゃいます。ゲイバーのママがまたとっても良い人で、「傷つかないために自分を守るのは悪い事じゃないけど…そのためにひとを傷つけるのは違うんじゃない?」いつまでもそんなことを繰り返していると…っていうようなこと語って諭してくれるシーンが心に刺さりました。とある有名な声優さんが「BLはヒューマンドラマ」と言ったとどこかで読みましたが、本当にその通り!と思わされる作品です。みなさんにも是非シリーズで読んで欲しい!!
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