なんとかなる日々
」のレビュー

なんとかなる日々

北野仁

タイトルの良さ噛み締めてます…。

2021年11月10日
女装した姿しか見て貰えない、本当の姿では愛して貰えない…もっと暗くて悲しくなりがちなところを、主人公の飾らない人の良さのおかげで若者の等身大で初々しいラブストーリーになっていてとても微笑ましかった!!
これは是非とも「なんとかなった日々」まで絶対読むべきです!
慎二郎がゲイであることや男の自分では好きと伝えることもできない事、そういう想いをどれだけ1人で抱え込み悩んできたのかがしっかり描かれている。
だから悠が素の自分を愛しそうに見てくれるだけで涙がでちゃう。そんな風に幸せを噛み締めてる姿に思わずもらい泣きしてしまいます。
表題作だけでは悠の慎ちゃんへの気持ちがちょっと物足りないかも…って実は思ったことも全て帳消し!
ママもお店のオネエ様方も心強い見方過ぎてみんな大好き!
幸せになるんだよ!ていうかなれるよ!!!
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