このレビューはネタバレを含みます▼
●計約200P。絵もストーリーもめちゃくちゃ好きです!彰仁にとって佑真は、密かに愛していた男(宗佑)の息子で、多分15〜20くらい歳が離れています。17と37(しかも年下攻)…って考えたら全然アリだし、その歳の差も綺麗に絵で表現されていると思いました。
●成長した佑真に宗佑の面影を見てしまう彰仁。過去の想いが熱を持ち始める。一方の佑真は、昔から彰仁に対して言い表せない気持ちを抱えていた。ある夜、酔った彰仁が宗佑と間違えて(?)佑真にキスしてしまったことから二人の関係が動き始めます。
●ストーリーの中に過去のシーンが何度も挿入されるのですが、流れも不自然でなく、過不足もなく、彰仁が宗佑や佑真に抱いてきた想いや、彰仁と暮らしている中での佑真の気持ちの変化などが、よく分かります。過去シーンでの宗佑は男前、小さな佑真はすごくかわいいです!
●明記はされていないと思いますが、彰仁を助けに来たことが宗佑の死の直接的な要因だったのかもしれない。自分を助けに来た佑真の姿が過去の宗佑に重なって、彰仁はどうしようもなく恐ろしかったでしょう。それが「もう大事な人のことで後悔したくない」と佑真に対して心を(身体も)開いていくことに繋がってる。彰仁はようやく自分の気持ちを素直に表現することができた。
●ちなみに、彰仁が他の人とえっちしたり咥えさせられたりする場面ありますので、お嫌いなかたは注意です…