黒崎くんの言いなりになんてならない
」のレビュー

黒崎くんの言いなりになんてならない

マキノ

めーっちゃ おススメです!

ネタバレ
2021年11月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 白王子は 最初から最後まで ”王子様”で、どのシーンでも しっかり考えて行動出来る頼れる王子なんですが(1,2度 由宇の前では理性で動いたけれど。)黒王子は いつも 自分よがりで、人にも自分にも厳しくて、特に 気になる存在の由宇には 最初から 強烈ツンで出会って、そのまま ずーーーーっとお付き合いしたからの少しの間はツンでした。強烈ツンなので、デレると めっちゃ胸キュン。キュン死。変な言い方だけれど、高校で由宇に出会って、黒王子は 由宇に育てられたって言っても過言じゃないと思います、苦笑。感情を表に出さなかった(出し方がわからなかった)彼を 少しずつ 変えたのは、まぎれもなく 由宇で、どんどんと黒王子の表情が豊かになっていくのが 13巻あたりから見えて、もう ほんと 由宇といっしょにニタニタが止まらずでした。由宇が 黒王子を見て、”かわいい”って悶絶するの、めっちゃ 気持がわかりました。もちろん、黒王子と由宇の周りのうるさくって、面白くって、気持ちの通じ合う仲間たちが とっても良い存在に描かれてたと思います。(ここ 高校アオハル作品では めっちゃ 重要ポイント。)超長編ですけれど、サクサクって読めちゃうし、胸キュン、キュン死に尊死を何度も何度も体験出来て、最高でした。そして、何度も言ってウザいですけれど、最終巻あたりでの 黒王子の顔が とっても穏やかになってるところが 彼も成長したなぁって思ったし、心の奥にしまってあったダークなものを吐き出して(もちろん そこには 由宇がいて)スッキリしたんだろうなぁって そこは ジーンとしました。

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