いつもそこには俺がいる
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いつもそこには俺がいる

綺月陣/周防佑未

俺様攻めと翻弄される受け

ネタバレ
2021年11月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みした段階から既に結婚式って‥。え?これどうしてこうなった?と意表を突いた出だしにまんまと気持ちを掴まれて、気づいたら無意識にポチってました。
高校時代から約10年間、セ◯レ状態の相方(真崎)がついに年貢を納める結婚式場。そこで、受け(倫)がこれまでの10年間を振り返りながら、自分の想いを整理していく様子が読ませます。倫の想いを聞くうちにやるせない感情が芽生え、真崎このやろーと恨み節を吐きたくなった矢先に明らかにされる攻めの一世一代の賭け!からの逆転ホームラン!このカタルシスたるや、最高でしたー!
いつも倫には俺様な態度の真崎ですが、実際はデレて仕方ないほど倫を愛しちゃってるのが分かるから許せます。最初こそ倫に同情しましたが、終盤になったら天然鈍チンな倫を心底愛しちゃった真崎に同情しちゃいました。そうは言っても、俺様攻めに翻弄される受けの構図は変わらないんですけどね。
受けより攻めの愛情が突き抜けてるCPが大好物なので、もう少しシリーズ追っかけます!
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