悪役令嬢ですが攻略対象の様子が異常すぎる
」のレビュー

悪役令嬢ですが攻略対象の様子が異常すぎる

稲井田そう/八美☆わん

読むのが苦痛

ネタバレ
2021年11月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインのミスティアに全く共感ができず、好感も持てない。初めは口調がボーイッシュなのでギャップ萌えなんて思っていましたが、ボーイッシュではなくまんま男性口調です。
「いや」、「お、〜ですね」、「へ?」、「はぁ」など。
優雅でも上品でもありません。
貴族社会のお話ですが、ゲームの世界のせいか設定がずさん。浅い。現代でも、30年前でもありえない状況を書いています。
ヒロイン、何故4歳児なのにお供もつけずに街へ外出できるの?学校では男性と2人きりで個室に入る。鍵をかけられてもすぐに言いくるめられる。友人男性と同室で宿泊。部屋をノックされて確かめずにドアを開ける。人が突き飛ばされた瞬間に手を伸ばして突き飛ばされた人の腕を取りなおかつグルンと体を捻って自分が落ちる。って。。。ちなみに崖から2回も落ちましたが無事でした。危機といえば崖なの?
深く考えないで発言して墓穴を掘る。何度も。そうかと思えば考えすぎて言葉が出てこない。説明が下手。押しに弱い。とにかく主人公が最低です。頑張って2巻まで読み切り、現在3巻の途中ですがミスティアが大嫌い過ぎて吐き気が止まりません。こんなに不愉快な主人公は歴代一位かも。。。
他のキャラ達が可哀想。幸せになって欲しい。結末を知りたいだけでページをめくっています。辛い。

3巻読破したので追記。
大嫌いに拍車がかかっただけでした。
作家さん、本当はこのヒロインのこと嫌いなんでしょ?と思うくらい、馬鹿な子です。むしろ成績が良くない子の設定だったら可愛かったのにな、と思いました。
これだけ好きオーラを受けておきながら「そんなはずはない」とヒロインは思っているというこのアホみたいな大量のやりとりを読者に押しつけないで欲しい。本当うんざりです。
2021年に読んだ本のワースト1です。
いいねしたユーザ11人
レビューをシェアしよう!