テセウスの船
」のレビュー

テセウスの船

東元俊哉

続きが気になりすぎて一気読み

ネタバレ
2021年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 話の途中で何となく真犯人は想像がつきますが、最後までハラハラする展開で途中でやめられずに一気読みしてしまいました。雪国の寒さ厳しい情景や昭和の佇まいがストーリーの仄暗さと相まってサスペンス独特のムードを醸し出しています。タイムリープものは好きなジャンルなのですが、よくあるパターンで主人公が過去を修正しようと奮闘してもどんどん窮地に立たされそうになるのが心臓に悪いです。一応未来に生きるキャラクター達は救われたのでハッピーエンド?と言えるのかな。続編もありな終わり方だと思いました。
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!