切ない。読者におまかせ?な完結





2021年11月21日
突然、2014年にタイムスリップしてきた記憶を失った青年。なぜタイムスリップしてきたのか?
2014年、高校生として両親に捨てられ孤独に生きてきた司朗。
お互い少しずつ距離を縮めていく描写がとても見事で、ストーリーに引き込まれました。
読者の解釈にお任せします?的なシーンも多いけど、作者の意図が伝わればいいと思う。
でもそれだも本当に難しい作品なので、やはり個人的な解釈をしないわけにはいかない作品だなと感じた。
菊次郎から逃げ、1人では死にたくなかった鴻と、孤独が嫌で1人になりたくなかった司朗が出逢うとなると、やはり鴻を呼んだのは間違いなく司朗だったのかなと思います。
ただ、腑に落ちないのは、鴻が過去に戻りけじめをつけた後、現在の写真の中身が両親から愛されて育ってるであろう司朗に変わっています。
その心はおそらく、孤独ではないはずなのですが、司朗の最後のセリフの『今度は俺の番』の意味が少しわかりにくいですね。
作品の冒頭、祖父を失って更に孤独になった司朗が飛行機を飛ばしている。その直後に鴻がタイムスリップしてきて2人は出会うのですが、ラストは鴻の願いを叶えたから今度は俺の番だと飛行機を飛ばしている。その心は?ってところにモヤモヤが残ります。
2014年、高校生として両親に捨てられ孤独に生きてきた司朗。
お互い少しずつ距離を縮めていく描写がとても見事で、ストーリーに引き込まれました。
読者の解釈にお任せします?的なシーンも多いけど、作者の意図が伝わればいいと思う。
でもそれだも本当に難しい作品なので、やはり個人的な解釈をしないわけにはいかない作品だなと感じた。
菊次郎から逃げ、1人では死にたくなかった鴻と、孤独が嫌で1人になりたくなかった司朗が出逢うとなると、やはり鴻を呼んだのは間違いなく司朗だったのかなと思います。
ただ、腑に落ちないのは、鴻が過去に戻りけじめをつけた後、現在の写真の中身が両親から愛されて育ってるであろう司朗に変わっています。
その心はおそらく、孤独ではないはずなのですが、司朗の最後のセリフの『今度は俺の番』の意味が少しわかりにくいですね。
作品の冒頭、祖父を失って更に孤独になった司朗が飛行機を飛ばしている。その直後に鴻がタイムスリップしてきて2人は出会うのですが、ラストは鴻の願いを叶えたから今度は俺の番だと飛行機を飛ばしている。その心は?ってところにモヤモヤが残ります。

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luna さん
(女性/30代) 総レビュー数:0件