吉原花魁日記
」のレビュー

吉原花魁日記

森光子

残念

ネタバレ
2021年11月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画版の試し読みをし、大正時代の吉原の日常や話の続きに興味を持ったので、原案として挙げられていたこちらを購入しました。
作者が本好きで、柳原白蓮という歌人を崇拝し、吉原を抜け出して、白蓮の家に助けを求め、吉原の生活から抜け出すことが出来たという事実を知っていて読み始めました。
しかし、脱出についてが、あまりにも終盤に唐突に出てきて混乱します。
知らない人には、なおさら訳が分からないと思います。
それまで、白蓮について一言も出てこないのに…
また、主人公の考え方が、全てを人のせいにしているようで、好きに慣れなかったです。
個人の日記ですし、大正時代の資料としては良いのかもしれません。
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