このレビューはネタバレを含みます▼
幼い頃に凄惨な事件に巻き込まれ、人間不信から心を閉ざした青年が進学先の大学で特別な存在と出会い次第に心を開いてゆく。一見すると「心に深い傷を持つ不器用イケメン×その傷を癒してゆく陽だまりのような同級生ワンコのほのぼのストーリー」なのですが、物語が進むにつれ序盤の「不穏」の正体が明らかに。4巻現在、いきなり何かを試されるようなショッキングなサスペンス展開でto be continuedに……まさか、さっきまでのハートウォーミングな学園漫画がこんなことになるなんて。
この衝撃、他ではなかなか味わうことのできない読書体験だと思います。二人とも幸せになってほしいし報われてほしい。続きが気になって仕方ありません。