このレビューはネタバレを含みます▼
先日のセール&クーポンで全巻購入(ありがたい!)一気読みしました!
11巻のレビューを1000文字だなんて、足りなさすぎる!
言霊を操ることができる三刀家という一族と、その言霊様が受けた傷を身代わりとして受ける、紙で出来た紙様との話、というかなり特殊な設定ではありますが、この設定が故に、運命や絆、存在意義がより色濃く感じられると思います。
とにかく設定や長さに苦手意識を持たず、それぞれのCPがしっかり掘り下げて描かれているので、まずは彼らの苦悩や愛し合う様をエチシーンも含め楽しんでください。
3巻まで辿り着いた頃にはすっかり壮大な設定の中に入り込んでいることでしょう。お気に入りCPも見つかるはず。ほんわかしたり、キュンキュンしたり、切なくて涙したり…巻を進めるごとに高まり、さあもう先に進む手が止まらないことでしょう!
また秀逸なのは、最後の2巻でついに真打ち登場、紙様の由来など全ての始まりが明かされるという話の構成です。これまでのこと全部持っていかれるくらいの壮絶なストーリーであり、伏線回収でもあり。
それでいて、読み終えた時になんとも言えない満たされたような幸せな気持ちになること請け合いです!
わたしはいまだにその余韻に浸ってます😍