このレビューはネタバレを含みます▼
花鳥風月を既刊購読し、とても良かったので先日のセールで気になっていた此方の御本をやっと購読です。
2004年12月に1巻発売から2011年7月に完結の11巻発売という10年前の作品という事も相まってか表紙絵に若干時代を感じますが構成も素晴らしく凄く面白かったです。
言霊師と紙様を中心に描かれるファンタジーの中で、複数のCPのお話が巻を追う毎に、其々の背景が見え、物語に深みが出ると共に、繋がっていくという展開に只々感嘆するばかり。。
紙様の涙も切なくも素敵。。
雷蔵×紺CPはもはや癒しのような存在でした。笑
ただのBL長編ファンタジーではなく、しっかりとお話が練られているのが流石です。
長編故に購入を躊躇っていましたが、セールに感謝大満足。。
桜の花びらの中の一族がとても素敵でした。