アクマと契約
」のレビュー

アクマと契約

ハル

ストーリー性

ネタバレ
2021年11月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「4月の東京は…」から作者の作品を追いかけています。この作品はまだ読んだことがなかったので購入しました。さすが作者さんで、こちらもめちゎくちゃよかったです。1巻は運のない新人俳優涼介と名俳優小島が出会い、心を通わせ、恋人になるまでが描かれており、2巻は恋人になった2人の生活や俳優が故のトラブルなどが描かれています。特に2巻は涼介の能力の高さや人柄のすばらしさがはっきりと目に見えるので、小島が初めから涼介に惹かれて側におきたがったのにも頷けました。とにかく小島がかっこよくて、気がついたら涼介をすっぽりと抱きしめていて口を塞いじゃう感じに、私も落ちちゃいました…。何って、恋にです笑。怖そうに思えて実はすごく優しくて、溺愛しちゃってて、どんなに離れていて忙しくても顔見に帰ってくるなんて、最高かよ…。涼介は明るく素直で純粋なので、応援したくなりますし、そのキラキラ笑顔をずっと見ていたい。シリアスすぎず、合間に思わず笑っちゃうような小さい涼介と小島にも癒されます。作者の描く世界とハッピーエンドの大きさは絶大だなと感じました。
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