あした虹がでなくても
」のレビュー

あした虹がでなくても

きはら記子

恋を知って臆病になる純な心

ネタバレ
2021年11月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ ノンケなんか好きになったらダメ。それなのに惹かれてしまう・・夢見てしまうピュアなゲイの人達のお話し・・(←ちょっと誤解を生みますね(^^;1CPのラブストーリーです汗)
ゲイバーに勤めるホイップ(本名:千歳)が密かに楽しみにしている、トークアプリで愚痴を優しく聞いてくれる人・・「不眠症のリーマン」こと凌(しのぐ)が・・・「駅近で働くバーテンダー」というホイップのHNで、駅近のバーを捜し歩いて会いにやってきた?!そこから始まる・・・絡まるラブストーリー。
まず凌が・・・まぁ何ていうか・・空気読めないというか・・結構平気で傷つける事を言ってしまう人なんですよね・・・決して悪い人では無いのですが・・余計な事言ってしまうというね・・・誤解されるタイプの人。だから、ゲイの千歳はかなり痛めつけられるわけなんです・・。まさに「恋愛」でしたね・・・ウキウキしたり、沈んだり・・・そんな繰り返しの中で、飾らない自分を曝け出し合って本音でぶつかって初めてホントの恋人として結ばれた・・・そんな感じの作品でした。
実はこれってスピンオフ作品という事を作家さんのあとがきで知ったのですが・・・(^^;大元は「一途な犬は諦めない」なんだそうです。でもホイップさんはちょい役だったようなのでコレはコレで単品で楽しめる作品だと思います。
とにかくバーのママが・・・優しくてステキなキャラなんです!(^^惚れやすくて、すぐ失恋して傷ついて・・・皆みんな、泣いて笑っての繰り返し・・って感じでした。だから、タイトルは絶妙だと思いましたね・・・✨それでも挫けないで前を向いて歩いていくワ!!そんな雰囲気の作品でした。あ、もちろん千歳と凌はラブラブのハピエンですので安心して下さい💕
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