禁断の恋でいこう
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禁断の恋でいこう

大海とむ

購入2回目😁

2010年10月15日
相容れない種族の恋愛っていうファンタジー系が好きな人、リアリティーある動物の絵が好きな人、Hがあまりエロく見えずむしろ美しさを感じさせるキュン描写が好きな人は、漏れなくハマりそうです(笑)

なかなか状態の良いコミックが見つからず、本棚も空かず、業を煮やしてシリーズ全部を2度買い。次の期限切れまでに収納場所を作ってコミックを見つけたい💦

大海先生の作品特徴といえる、吸血鬼とか霊とか人狼がよく登場するキャラ設定も、独特の陰影が造る色気のある絵も好物ですが、物語が進むに連れ中弛みしがちなのが気になります。

しかしこのシリーズは文句なしです。~しよう、続~しようでザックリとしたメインキャラとその設定紹介や伏線を引き、本編でもヒヤヒヤする展開とバカップル展開とを巧く織り交ぜながら更にさりげなく伏線を引き、終盤で全ての風呂敷を閉じ尽くし、多分ほとんどの読者に納得のいくラストシーンまで駆け抜ける、ってな構成は…いや~見事!

秘書も花も薔薇も悪くなかったけど、禁断の恋シリーズが今のところ頂点です👍
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