ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する
」のレビュー

ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

雨川透子/八美☆わん

6巻と短編集まで読了

ネタバレ
2021年12月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーのおもしろさ、キャラクターの個性、文章の構成、言葉の選び方、どれをとっても抜群です。漢字と平仮名の使い分けも好ましく、美しい言い回しだと思います。なにより主人公の価値観がどストライクで魂つかまれました。各巻ではリーシェが過去人生で関わった人たちが登場して、リーシェの会得した技能も披露されていき、過去人生でのできごとの真実が明らかになります。その巧妙さも卓越しており、まだ出てきていないキャクターにも期待が寄せられます。またアルノルト殿下のデレ具合が巻を追うごとに上がっていて、マックスに到達するのが楽しみです。5巻ではリーシェも恋心を自覚し、6巻ではだいぶイチャイチャしてます。まだたぶん、両片想いの状態ですが。鈍いリーシェに甘いアルノルト殿下とのやりとりにはいつもキュンキュンします。賢く強いアルノルト殿下が最高にかっこいい!しかしいつになったら婚儀までたどりつくのやら。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!