死刑とは何か





2010年10月17日
絵は正直かなり苦手だったのですが題材に興味があって、試しに一話読んでみたのですが・・・
続きが気になってあっという間に142話読破してしまいました。
面白かったです。
「死刑とは何か?」という重いテーマを、新人刑務官『及川』と先輩刑務官、被害者遺族、そして死刑囚の交流を通じて深く掘り下げていく・・・といった内容の作品です。
死刑という重い現実と、被害者遺族の思い、そして次々に露わになる死刑制度の不条理さと矛盾に主人公が傷つき絶望しズタボロになりながらも、人間として本当に大切なことを見失わずに成長していく過程と、
最後に彼が辿り着いた死刑への「答え」が個人的に非常に共感できるものだったので、全体的にとても重い話ですが読後感は清々しく感動できるものでした。
途中やや強引な設定や無謀な展開も時々ありましたが、それを差し引いても私は本当に読んで良かったと思います❗✨
冒頭にもありますが、主人公・及川の憧れだった復讐鬼『渡瀬』との出会いから、すれ違い、一度は彼を軽蔑し、そして真実を知り、深く心を通わせて親友となったあと、及川自身の手で彼を処刑するシーンは思わず涙がこぼれました。
ネタバレになるので詳しい描写は避けますが、決して許されない罪を犯した死刑囚達が抵抗し、わめき、そして最後の最後に悔い改め処刑されていく様も非常に胸を打ちます。
被害者、加害者、刑務官・・・・死刑に関わる全ての人の気持ちを考えさせられる、深い作品だと思いました。
絵柄、テーマ共に苦手な人も多いと思いますが、できれば沢山の人に読んで欲しいです。
試し読みで興味が持てた人はドカンとパックがおすすめです❗
続きが気になってあっという間に142話読破してしまいました。
面白かったです。
「死刑とは何か?」という重いテーマを、新人刑務官『及川』と先輩刑務官、被害者遺族、そして死刑囚の交流を通じて深く掘り下げていく・・・といった内容の作品です。
死刑という重い現実と、被害者遺族の思い、そして次々に露わになる死刑制度の不条理さと矛盾に主人公が傷つき絶望しズタボロになりながらも、人間として本当に大切なことを見失わずに成長していく過程と、
最後に彼が辿り着いた死刑への「答え」が個人的に非常に共感できるものだったので、全体的にとても重い話ですが読後感は清々しく感動できるものでした。
途中やや強引な設定や無謀な展開も時々ありましたが、それを差し引いても私は本当に読んで良かったと思います❗✨
冒頭にもありますが、主人公・及川の憧れだった復讐鬼『渡瀬』との出会いから、すれ違い、一度は彼を軽蔑し、そして真実を知り、深く心を通わせて親友となったあと、及川自身の手で彼を処刑するシーンは思わず涙がこぼれました。
ネタバレになるので詳しい描写は避けますが、決して許されない罪を犯した死刑囚達が抵抗し、わめき、そして最後の最後に悔い改め処刑されていく様も非常に胸を打ちます。
被害者、加害者、刑務官・・・・死刑に関わる全ての人の気持ちを考えさせられる、深い作品だと思いました。
絵柄、テーマ共に苦手な人も多いと思いますが、できれば沢山の人に読んで欲しいです。
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