このレビューはネタバレを含みます▼
ふっふっふ。由元先生の新作に飛び付きました。現在、連載中の『これはあくまで夢なので』という夢魔のお話もキュンと可愛いくて好きですが、エチは激しくいやらしく、恋は甘くて愛おしい由元作品は、単行本まで待てません。
今回は、会員制高級倶楽部の面々のオムニバスです。表紙と人物紹介を見ると、支配人×黒服、ゲスト×キャスト、キャスト×キャストの３組のCPが織り成す物語です。三組の恋模様なので、楽しみ３倍ですね。思い思いの欲望が渦巻く空間で、密かに生まれた恋心が堪能出来そうです。
1組目は、隠した想いと裏腹な態度に表れるキャスト久弥と、ドMなキャスト青波。もぉ、素直になれない久弥がもどかしいけれど、青波が見つめる先を知っているから？
青波の想いは、自分を救ってくれた人に向けられているのかな…
ちょっぴりほろ苦くて切ない予感ですが、そこは由元先生の腕前で、幸せエッセンスで味付けして下さるに違いないですね。
エチは、相変わらずえっちな構図でドキドキです。由元先生はエチシーンを美しく、いやらしく描ける先生のお一人で、絡む肢体が綺麗ですし、煽る、そそるのもお上手で眼福です。まだ1話の序盤なので、加速された展開が楽しみですね。
チラリと登場した支配人がいい男。それぞれの物語に期待が膨らみます！
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