地獄行きバス
」のレビュー

地獄行きバス

明治カナ子

これも溺愛

ネタバレ
2021年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家様。
ゲイカップルが2組出てきます。
えちシーンが結構ガッツリ。
ほぼ修正はないも同然でびっくりしました。絵がグロテスクじゃ無いので可愛い感じでばっちり見えます。
表題作は同棲中の整体師×アパレル関連cp。
始まりは不穏な雰囲気。でもシリアス展開ではないのでご安心を。
互いのことが大好きで一緒に暮らしている修とカンちゃん。
物欲無し、寂しい思いをして育った修と洋服を始め物への執着が強いカンちゃん。
好きなのに上手く伝えられない。一緒にいても愛情表現の仕方が違う。こういうことってありがちだけど、中々自分を変えられませんよね。
それでもエピソード毎に変化して寄り添っていく2人がとーーーーっても良い!優しいお話です。
2作品目は社会人と高校生。
こちらも闇なの?大丈夫なの?ってドキドキしましたが、こちらも面白かった!
この2cpとも攻めがトラウマ持ちなんですよね。
受けも受けで事情を抱えて癒し系なわけじゃない。
壮大なドラマではないけれど、彼らの世界で精一杯生きてる日常に、なんだかジーンときます。
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