青青の時代
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青青の時代

山岸凉子

魏志倭人伝を調べてしまう

ネタバレ
2021年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 古代の日本、今でも謎のある「邪馬台国」「卑弥呼」を題材としたお話。壱与が主人公かと思いましたが、群像劇にやや近い?ようなストーリー構成です。それぞれの人物が(メインは4人ですが)それぞれの思惑で考え行動しているため、中々に先の展開が予測できませんでした。権力闘争が主軸にあります。最終巻まで読んで、ラストとしては納得な終わり方でした。壱与と同じく何故かあの時泣きそうになりました。
邪馬台国がどこにあったのかが謎であるように、後から出てくる近隣諸国についても最初は戸惑ってしまうかもしれませんが、それでも国同士の関係性は分かってくるので、読み進めてみてください。(読み終わってから検索しましたが。)表紙絵はストーリーとはあまり関係ない?のかな。
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