媚の凶刃
」のレビュー

媚の凶刃

池玲文

ヤクザの世界

ネタバレ
2021年12月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ一気読みしました。
前作『媚の椅子』の続編や加賦視点でのお話、番外編などてんこ盛りです。
ヤクザの世界らしくかなりハードで痛めつけたり親が殺されたりとショッキングな内容もありましたが、加賦と韮沢の絆はこんなにも強く、そして美しいものなのだなと感動しました。
韮沢が思っているよりも、加賦は韮沢を気にかけ大事にしているし、なんなら嫉妬もしていてすごくかわいいです。
シャオチェンとの対決の前に、もし自分が死んだら後を追っても良いぞと言ったのがもうほぼプロポーズだし!
ヤクザのハードなストーリーの中に、唯一の確かで裏切らない愛を感じられて大満足な作品でした。
いいねしたユーザ4人
レビューをシェアしよう!