花の皇
」のレビュー

花の皇

九重シャム

背景のお話がしっかり、読み応え有り!

2021年12月15日
221ページ、1冊表題作(描き下ろしオマケ6p+電子限定1p+シーモア限定1p付y)。

とても良かったです〜。
作者さんらしい、特別な力を持つ架空の獣人。
命や自然の美しさ、人間の自分勝手さ、大地の荒廃がテーマに盛り込まれていました。
とても読み応えがありました。

2人とも王子様。
ダラフはミスルのことばかり心配していたけど、そういう自分は!?
と思ってしまった。
実家、精霊の森はどうなっているんだろう?
彼らのその後の生き方や、双方もしくは周囲の世界の今後も気になる。

完結表示がないけど、作者さんは続きのお話の予定はお有りなのだろうか?
ぜひとも、読みたい!
作者さん、担当者さん、続刊お願いします!

これ1冊で読了できるエンド、というより1冊読み切り的なラストになっています。
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