結んで、ほどいて、キスをして【新装版】
」のレビュー

結んで、ほどいて、キスをして【新装版】

三月えみ

エチ描写が少ないのにセクシーさを感じる

ネタバレ
2021年12月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻である足立が、開始22ページでようやく登場するという、ちょっと変わった始まり方をするストーリーです。
無骨で一途な足立と、段々色っぽくなる板橋のCPが最高に素敵。毎回噛み付くような足立のキスが痛々しくて切ないです。で、エチ描写少ないけど、ドキドキきゅんきゅんするような描き方がとても上手い。採寸のシーン、病院でのキス、エチの時の足立の鼓動とか、病室を出る前に板橋を抱きしめていうセリフとか…もう…好きすぎる。
読み終わって表紙みるとちょっと先のふたりを見ているようで嬉しさが込み上げてきます。
敵役の三宅も魅力的でした。足立を解放するあたり、彼なりの愛情があって、もしかして足立と似たような過去があるのかなと想像を掻き立てられました。
とにかく面白くて、素晴らしい作品でした。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!