このレビューはネタバレを含みます▼
冥花先生の『イトウさん』にハマり、こちらもとっても好きな作品です。イトウさんもオペラもそうですが、先生の描くダークな世界観が…………なんとも言えない。たまらんたまらんです!!本当、別格(>人<;)
種族による階級制度があり、聖騎士にまで上り詰めた狼族のシグレ×悪祓魔師で蛇族のキリエ。
神に忠誠を誓ってきたシグレでしたが、キリエとの出会いで本来の感情が溢れてきます。堕ちても、背いても欲望が止まらないシグレ。悪魔にでも取り憑かれたかのようにキリエにどんどん惹かれていくシグレを見て、ずっと求めていたんだろうなっと。キリエもまた全てを諦めて生きてきたけど、愛を知ることが出来て良かった。神を信じる者と憎む者。神がどんな時でも付き纏う、でも最後は感謝するんですよね。。キリエに出会い、神への感情も変化していくシグレ。愛とは凄いですね。物語が深くて深くて、何回も読み返しました。最後は幸せな2人を見ることが出来て良かったです(*´∇`*)
私には2人が天使に見えるよっ…。2人だけの楽園よ永遠に。
さすが冥花すゐ先生…圧巻でございます。