このレビューはネタバレを含みます▼
異世界の旅人剣士・マーチン×実家が剣道場のリーマン・剣次。道場主だった祖父が亡くなり、奔放な家族は一家離散した上に彼女にもフラれた剣次は、突然あくま先生として異世界に召喚されてしまう。角と尻尾が生えた悪魔姿の剣次と、なりゆきで騎士団の面倒を見ていたマーチンのゆる〜い異世界BL。マーチンが剣次を召喚したのもエロ的好奇心からだし、騎士団の危機とか剣術大会とか、事情や目的はあるけど深刻さはまったくなくほのぼのしてます。最後の方はよく分からない部分も多くて、あとがきの補足でなんとなくは理解したけどやっぱり分からないままのところも。でもまあ元々ゆるいし、二人が幸せならそれでいいのかなあ。騎士団員達も一緒でほっこり。「ホーリーナイト」の内容がじいちゃんの物語だったりするのかな?