このレビューはネタバレを含みます▼
※1巻のみ発売時の感想です。(2巻発売未定時)
コミカライズを先に読んで「面白い!続きが早く読みたい!」と思って原作の小説を購入しました。読み終わった感想は…表立って悪さをしていた下っ端が口封じに証拠隠滅されただけ。結局、王太子周辺の派閥争いは何も解決していません…涙。悪の元凶は普通に暮らしていますし、転生バレもないのでヒロインとヒーローの距離はあまり縮まっていないです。最初の嫌な態度に比べれば後半は好意をもたれはじめましたが、ヒーローから「おまえは、誰だ?」と別人になったのを気づかれているのに転生の説明をしない。なぜ?もう相手にバレてるのであれば、転生の話をして信頼関係を築くべきでは?それに、悪役に対してスッキリとしたざまぁを期待される方は読まないほうがいいと思いました。これ…売り上げが良かったら続刊という予定なのでしょうか?ちょっと1巻でこの内容はひどすぎる気がします。だって本当に!何もスッキリしたところが一つもないんです!せっかく素敵な内容なので、2巻の発売を切実にお願いいたします!絶対買いますから!!
※追記※
2巻を最後まで読んでからの追記です☆
感動しました!作者様や出版社様へ続編の希望が届いて本当によかったです!
2巻ではパドマとアイシャ、ヒーローのエドワードの関係がぐっと近くなって本当に切なくなりました。
1巻で話せなかった「おまえは、誰だ?」の答え。『中身が入れ替わった』ことも無事に話せていますし、エドワードから伝わる深い愛、未来への希望、平和な歴史、全てがハッピーエンドで終わっています。
エドはパドマとアイシャどっちと一緒にいたいの?
最後はどちらかの意識が消えちゃうの?
え?パドマの意識と交代する時間が長くなってる?
と、ハラハラしながら読んでいました。
だからこそ、2人の再会シーンは本当に嬉しかったです☆
星を見ながら星で答える再現のところはズルいですって…泣いちゃうじゃないですか…
最後まで書いてくださってありがとうございました!
コミカライズも原作に忠実で最高です!