このレビューはネタバレを含みます▼
作者様買いです。西部劇に出てくるような街で保安官をしているフランと原住民トトのお話。
言葉も通じない2人が、馬を走らせ狩りを共にしていくうちに心が通い合っていく様子が好きでした。
死を覚悟した男とその覚悟を感じ取って受け入れる男、目だけで語り合う甘さを削ぎ落とした男臭いBL。物足りなさを感じるところはあれども、西部劇BLを狙ったのであればBLは副次的な位置付けだったのかもしれません。キスとこすり合いしかしてないし‥。ま、ラストの4コマでBL部分を多少補っているのでご愛嬌で。
絵も相変わらずお上手なのですんなり物語の世界に入り込め、お互いがかけがえのない存在となったであろうラストに救われます。兎にも角にも男っぽいストーリーで私好みの作品でした!