このレビューはネタバレを含みます▼
再会の印象は最悪だったのに、住まいが火事に合い何故か同級生のよしみで居候させてもらうことになった門司。口を開けば六車に憎まれ口を叩く門ちゃんですが、根は優しくて人情味あるので自分が悪かったなと思うことは素直に謝るところ、すごく可愛い。六車の勘違いから急接近した2人の同居生活がなかなかに面白く気づけば40歳男同士楽しくやってます。六車は人にあまり興味を持たない人だったから初めは門ちゃんのことも、ちょっとした義務感みたいな感じで居候を許可したけど、門ちゃんと過ごす時間が居心地よくていつの間にかカワイイと思うようになり一緒に居たい存在に。そこからはお互いに好きがどんどん増していってます!六車のむっつりスケベやたまに見せる笑顔が「門ちゃん大好きなんだな〜」って思うし、門ちゃんは六車が大好きなのに素直になれなくて毎回喧嘩の火種になってる笑。でもそれを後悔していつもしゅんとなってるとこが萌えます。で、仲直りエッチで結局ラブラブ。3巻は家族がテーマで、2人の想い合う真剣さと在り方が素敵で泣いちゃいます。40歳男同士のお付き合いは、色んな経験をしてきたからこそ本当に自分に必要な人や安らぎが分かって、それが門ちゃんと六車だったんだなと。六車家族との交流も楽しいですし、読んでてホンワカ癒される作品でした。⭐︎4.8