8度目の人生、嫌われていたはずの王太子殿下の溺愛ルートにはまりました~お飾り側妃なのでどうぞお構いなく~
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8度目の人生、嫌われていたはずの王太子殿下の溺愛ルートにはまりました~お飾り側妃なのでどうぞお構いなく~

坂野真夢/八美☆わん

王太子の変化してゆく過程が楽しかった👍

ネタバレ
2021年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロイン・フィオナが敵国に嫁いで王太子と徐々に関わり出してからがとても楽しくあっという間に読み終わってしまいました。
これまで過去7度の人生では夫である王太子に処刑されたり母国を滅ぼされたり正妃に毒殺されたり…等々人生ハードモードでしたが8度目の人生、色々吹っ切れて自分のやりたい事をやる!と前向きに動いた事で気付けば周りを巻き込んで全て好転してゆくのが読んでいて気持ち良かったです。
そんなフィオナに興味津々丸な王太子に笑った。素直になれない子供か!可愛いか!笑。王太子従者がいい味出してます。王太子、最初の対応はアレですが想いを自覚してからは本当に甘々。最初と同一人物か疑うくらい溺愛。いいぞ!もっとやれ!笑。ジレジレ王太子に本当にジレジレした笑。
ちなみに過去の人生でフィオナを虐めていたという王太子ですがその片鱗?が伺える文があってゾワッとしました→「傷付いた顔が見たかった。…〜涙を浮かべると芸術品の様に美しいのでは…〜」過去の王太子はヤンデレだった…の、か??怖っ!!怯。そうならずに本当良かった!8度目の王太子万歳!!
何度も人生をやり直す要因も解り、聖獣から9度目の人生の話を示唆された時フィオナが「きっと8度目の人生が良かったと振り返ってしまう」という様な事を言いますがそれが過去の王太子でもなくこれから出会う王太子でもなく、今を共に生きる8度目の王太子だけを愛していると伝わってきて良かった。トントン拍子でご都合主義な展開かもしれませんが久しぶりに読後感が爽やかでした。
番外編もありますがラブみはもう一声欲しかった〜。ノンストレスで読めるので気になる方はキャンペーン価格の時に是非!
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