科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌
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科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌

KAKERU

結局のところ……

2021年12月21日
何を見せたいのか、よくわからない。
漫画もラノベも基本的には、読者の願望充足が根底にある。だからなろう系みたいな異世界転生チートハーレム系やざまぁ系、もう遅い系などは、それを望む読者を対象にしたものだと分かりやすい構造になってる。(面白いかは別)
しかしこの作品の場合、特別チートするわけでもなく、ハーレムは形成していってもそれを楽しむのではなく、ハーレムを通して、人権問題やフェミ問題などに関する作者の主張を表現しているだけ。(その内容に関しては個々人の意見もあるので触れません)
面白くないわけではないが、楽しんで読めるものかと言われれば、悩んでしまう。
この作品で、『作者が何を見せたいのか。何を読者に楽しませたいのか』が結局よくわからない。
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