それぞれにとってのYくん





2021年12月23日
高校のクラスメイト・横井と吉岡の話。悪のりから本気になっていく2人。その気持ちに気付かせてくれたり、アシストしてくれるサブキャラが予想を超えて、面白味を増してます。重い実先生の作品は激しめの描写や濃いキャラが出てきても、なぜか騒がしく感じないのが不思議です。どんなキャラでも場面に溶け込んでいて、テンポのいい会話や展開に引き込まれてしまいます。本編からその後の話もあり、まだ先が分からない思春期の不安定な気持ちが描かれていて、少し切ない気持ちになりました。やっぱり「放課後」の間だけの2人なのかな…。

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はらの さん
(女性/30代) 総レビュー数:1件