君にはふれると鳴るとこがあって
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君にはふれると鳴るとこがあって

早寝電灯

文学作品のよう

2021年12月23日
高校同級生の、とうじといつきの話。
早寝さんの作品は他にも何作か読みましたが、どれも台詞と絵と音、歴史や文化と絡めたストーリーが文学作品のようで素晴らしくて、大好きです。
今回は祭りと山と風鈴が出てきて、特に風鈴のチリーンと鳴る音が印象的でした。とうじといつきがお互いを理解しようとしながら少しずつ距離を縮めていくのを見るのがなんとも快感で、ずっとこの2人を見ていたいです。えろ少なめだけど、むしろそれで良い気がします。自販機シーンが好きで、こちらもドキッとしました。
何度も読むだろうな。
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