このレビューはネタバレを含みます▼
数あるオメガバース作品の中でこちらの作品はかなり重めな内容だと思います。
北原の境遇が可哀想すぎて3話まではかなり辛い部分もありました。咲本﨑先生の細かな描写も辛さしんどさを倍増させる要因だと思います。北原のスプーンの持ち方や、食べているパンには半額のシールが貼ってあったり…とても細かいところですが凄く描き込まれていて北原の苦労がひしひしと伝わってきます。辛い、でもだからこそ、そんな北原が一条と会って少しずつ変わっていくのが可愛くて仕方ありません。一条もこんなに良い人居るか?というくらい心の優しい人、本当にスパダリ。手を噛まれても水を飲ませてあげたり、慣れない手つきで一生懸命リンゴをむいてあげたり…こういったところにはきゅんとせずにはいられません…!
4話まで読んでレビューを書いていますが、1〜3話を経ての4話、幸せ、、。1話ではあんなに一条に突っかかって嫌味しか言っていなかった北原がコロコロ表情を変えて心から楽しそうに笑ってる。幸せ。
今後2人がどのように進展していくのか分かりませんが、本当に今まで沢山辛いことがあった分一条に幸せにしてもらって欲しい、2人で幸せになって欲しい…!
オメガバースが苦手な方にも心からオススメしたい作品です!