このレビューはネタバレを含みます▼
「僕は君だけのもの」は、悠馬のセリフだけど、良平から悠馬へのアンサーソングだと思いました。
前作から悠馬のいじらしいほどの一途さは健在で、本気にならないと断言していた良平も悠馬の友人にまで嫉妬するようになりましたね。
良平の目線で何だこの可愛いいきものは、という気持ちで読んでました。
大和撫子は絶滅したと思っていたのですが、BLにはいましたね。しかも、結構性欲強いのもいい。
良平のスパダリぶりも帰国子女らしくスマートで、特に第4話は神でした。薄井先生の描かれるキスシーンはエロくて、私の中では全BL作家さんイチだと思っています。
毎話電子書籍が更新されるたびに幸せな時間に浸ることができました。
まだ悠馬のお堅い実家への説得とか、良平のバンドの成功とか続きが気になりますので、是非続編をお願いします。それと、前作と同様に年齢制限版を出してほしいです。