1番やべーでござるは君だ





2021年12月29日
賢くて優しいヒロインの溺愛系は基本好きなのですが…さすがに娘を溺愛するあまり他の人間全てを使い捨て玩具扱いする父は不快だし、そうは言いつつ実行はしないんだろうと思ってたらホントに娘の為に複数の人間を惨殺してて引いた…。しかもヒロイン、血の海と死体見ても気にも留めないどころか「首ちょんぱカーニバル」とかまさかの楽しげなネーミングつける軽さに戦慄…。え、君そんな子だったの…父の残虐さの血ちゃんと引いてんじゃん…儚げ臆病慈愛キャラどこいった。「お父様の傍が安心安全すぎておんもが怖いでござる」とか言ってるけど君の周辺の人間全員、君のせいで常に惨殺の危機に面してるのですが。1番怖いでござるは君だ。文章も、せっかくイケメン達がヒロインを溺愛してても、基本ヒロインの妄想めいた一人称一人語りの文章しかないので人間関係や感情の機微はほぼ描かれていません。ヒキニートのせまーい視野でしかものを見れないヒロインが「やべーでござる」とかの不思議な言葉で妄想語りをしてるのを永遠読むノベルです。

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