レビュー件数少ないの勿体ない!





2021年12月29日
いや、時代のせいというか、絵が少しだけ古い上に、最近の漫画ではないのでレビュー件数が少ないのは仕方ないことだと分かっていますが…。本当に綺麗な絵だと思います。その時々で流行が変わっても、絵が綺麗だなって思わされるのは本当に上手な証だと思ってます。
あとは、タイトルが「伯爵と妖精」なんていかにもファンシーびゅあぴゅあって感じですけど、この男主人公のエドガーという男。そんじょそこらにいる少女漫画イケメンキャラとは訳が違います。狡猾で、人を見捨てる判断も、誑かすも、一瞬で出来てしまう男。ただ情に薄いわけではなく、何を守るか優先順位がはっきりしているだけ。
最初は主人公の女の子、リディアのことも利用しようとします。そんな男がリディアの優しさに触れて、少しずつ惹かれていく様が描かれています。でも他の少女漫画によくある「そんな重たい過去抱えてるくせに、なんでそんな簡単に人のこと好きになるの?」という違和感もありません。本当に少しずつ、少しずつ惹かれていくし、でも簡単に恋に落ちるわけじゃないから利用する部分が抜けきらない。なのに、リディアに疑われたり信じてもらえないのは苦しい。自分を好きになってもらいたい。リディアを利用しようという思考とは別のところで、心がそうやって思ってる。そんなエドガーの葛藤もたまらない。
いろんな少女漫画を読んできましたが、このお話は世界観が18〜19世紀の英国と作り込まれていて、本当に大好きです。没頭しやすい作品。この4冊でハマったら、ぜひ原作のライトノベルもおすすめです。
あとは、タイトルが「伯爵と妖精」なんていかにもファンシーびゅあぴゅあって感じですけど、この男主人公のエドガーという男。そんじょそこらにいる少女漫画イケメンキャラとは訳が違います。狡猾で、人を見捨てる判断も、誑かすも、一瞬で出来てしまう男。ただ情に薄いわけではなく、何を守るか優先順位がはっきりしているだけ。
最初は主人公の女の子、リディアのことも利用しようとします。そんな男がリディアの優しさに触れて、少しずつ惹かれていく様が描かれています。でも他の少女漫画によくある「そんな重たい過去抱えてるくせに、なんでそんな簡単に人のこと好きになるの?」という違和感もありません。本当に少しずつ、少しずつ惹かれていくし、でも簡単に恋に落ちるわけじゃないから利用する部分が抜けきらない。なのに、リディアに疑われたり信じてもらえないのは苦しい。自分を好きになってもらいたい。リディアを利用しようという思考とは別のところで、心がそうやって思ってる。そんなエドガーの葛藤もたまらない。
いろんな少女漫画を読んできましたが、このお話は世界観が18〜19世紀の英国と作り込まれていて、本当に大好きです。没頭しやすい作品。この4冊でハマったら、ぜひ原作のライトノベルもおすすめです。

いいねしたユーザ10人