レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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純粋なDomSub好きには勧めない2024年2月11日コマンドが!!ありません!!!いや、まあ、他のレビューでもコマンドがないとは言ってたけど。知ってたけど。コマンドが全てじゃないしなぁ、と思いながら激重感情抱えた二人見たさに購入。コマンドの重要性を痛感しました。メリハリ?みたいなものがなく、褒められてゾクゾクしながら快感アメクみたいなものもないです。それと試し読みを見て購入を迷ってらっしゃる方は、試し読みの3倍のギャグ絵が入ってくる覚悟をして下さい。エロやシリアスの途中で急に出てくるから、個人的には集中力切れたり、世界観に没頭しきれなかったりしたんだよなぁ。スーパー攻め様というよりは、【二重人格に悩まされながらも受けを愛する攻めを無理やりDomSubに当てはめてみました】って感じがすごい。加虐シーンもあるので、私は全然苦手じゃないですけど苦手な方はご注意を。ただ絵は綺麗ですし、ストーリー性はたっぷり詰まってるのでギャグ絵もDomSub設定も加虐も全部気にならない!という夜明け、黄昏の腐女子は、買ってみても良いかもしれません。
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答えを求めちゃダメな作品2022年5月8日読み終わって一番最初に思ったことは、もう一度でも二度でも三度でも、読み直したくなる作品だなぁ〜っということと、読む回数を重ねるごとにエモさや切なさが増していくお話なのではないかな、と思いました。純文学の雰囲気すら孕んでいる。でも「絶対に最後はハッピーエンドを求めます!続きは読者のご想像にお任せしますとか勘弁してください!作者側で描いてください!」の人たちにはマジでお勧めできない。寧ろそういう人たちは、この作品を買わないでくれ…。一生交わることができないだろうからさ…。これはそういう作品なんだよ…。因みにメリバ厨の私にはエグエグ刺さりました(☺️)
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たかがゲームでここまでやる意味とは2022年2月2日別段、暴力もいじめもレ・プも何一つ地雷のない私ですが、世界観にのめり込めなかった。たかがゲームでここまでやる理由がないし、学校が干渉しない何の強制力もない理不尽なゲームにクラス全員が従う意味もわからない。例えばもっと「このゲームは生徒それぞれ社会に出た時のための勝負強さ、役職に就いた場合の対応能力、忍耐力などを養うべく学校が合法的に始めたものである。カードの強制力は教師すら立ち入ることのできない絶対的なものであり、逆らうものは社会不適合者として退学処分、あるいは精神患者のレッテルを貼られることになる」みたいなリアリティさがあったら、クラス全員がここまで必死になるのも従う理由も頷ける。けど、ただよく分からないカード委員会が言い出しっぺで、なぜここまで過激になってる?というか普通教師たちは気づくやろ。それにみんな頭悪すぎ。自分がいつ下剋上されるかも分からない立場なら、下位に落ちた時用に少しは周りに優しくしとこ、とか考えるやろ。あとは、普通に男同士が多すぎて、みんなホモなの?そうじゃないなら、この学校ホモ率高すぎでは?緒川先生の作品はとにかく大好きなので全部読みましたが、これはなんか設定が温いし、緩いなって感じです。唯一、久世くんは格好いいです。久世くんは優勝でした。
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弓道部+期間限定の恋人=優勝2022年1月31日はぁっ〜〜〜!!!1週間だけの恋人同士とか、期間を決めて付き合うって時点でもう大好きなのに、そこに更に弓道部という萌えポイントが足されて、大優勝してしまいました、、、、。弓道部ってなんなの?腐女子のためにある部活なの?(違うよ)弓道とか、書道とか、剣道とか、茶道とかもそうですけど、その人の心の迷いとか乱れというものが、全て如実に出てしまうものが大好きなんですよ。攻めでも、受けでも、それぞれの心理描写が顕著に分かる。あるいは盛大な勘違いとかも引き起こしてくれる。この作品は、しっかりすれ違ってるし、それぞれ付き合ってるくせして、期間限定なんてエモい設定がついてるもんだから両片思いの切ない感じがぎゅっと凝縮されてます。エロがないと萌えないよ!という方にはお勧めしませんが、学生の両片思いが大好きな人には刺さるはずなので是非!是非!めっちゃお勧めです!
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無性に泣きたくなる2022年1月27日(2/1まで73pポイント還元中なので購入)出だしから凄く引き込まれました。人々が口々に「おめでとう」「おめでとう」と誰かの結婚式を祝ってる描写から始まり、すぐ次のコマでは「あはは、生きてる」と男の人が笑ってる。そのページだけで、どうにもこの作品のテーマが「おめでとう、生きてる」に見えてしまって仕方ありませんでした。作者さまにそんな意図はなかったのかもしれませんが、私はずっとふたりが生きてることを奇跡のように思いながら読んでしまい…読み終わった後、胸に染み渡るものがありました。生きづらい世の中で、不器用な何も持ってなかったふたりが出会う物語。お互いになにも持ってないからこそ一緒にいられる。一緒に生きていくことができる。あるいは、一緒に死ぬことさえ出来たのかもしれない。それはどんな愛の言葉を紡ぐよりふたりの間にしか生まれることのできなかった強固な愛なんじゃないかな、と思います。起承転結は緩やかで全体的に重めの作品ですが、苦しいものが大好きな私の性癖にはグサグサ刺さりました。ps.攻めの顔が大優勝です。マジでイケメンな上にめっちゃタイプで永遠に見てられます。黒髪攻めが好きな人は本当に見て。
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うわぁあぁぁあぁあぁぁあ!!!2022年1月26日ううっ…ううっ…最高すぎて嗚咽が…!!!なんつー傑作を描いてくれてるんだ!!!あかねソラ先生はよぉ!!!!一生推させてくれよぉ!!!!いや、本当にね、あかねソラ先生の他作品も読ませていただいて、メリバエン、バドエン共に好きだなぁってしみじみ思ってる間に、こんなハピエン作品を出していらっしゃるとは…!!!普段メリバエンなどを描く人がハピエン描いたら、尊さが増すに決まってんだろ!!?!どれだけ尊くなれば気が済むの?!?(情緒不安定限界ヲタク)
前半は、学生の頃にうまくいかなかった先輩:杉野×後輩:日比が再会するお話で、後半は学生同士両片思いの穂積と奏多がくっつくまでのお話です。両方とも最高でした。【以下盛大なネタバレ】杉野が学生時代、言葉も考え方も稚拙だったが故に臆病になってしまい、日比の告白を袖に振ったあと、ずっと振ったことを後悔していた描写に胸が締め付けられました。やっぱ美男が後悔してる顔は控えめに言っても最高だな。そんでもって日比は振られた時に杉野に言われた言葉がずっと解消できずに軽いトラウマになっていて、それなのに今更再会して、好きと言われて、どうしたら良いのか分からない状態。心の奥底ではずっと好きだったはずなのに、認めたくない。こんな感情が恋なわけがない。トラウマを植え付けた相手への憎しみも相まって、まさに愛憎模様が巧みに表現されています。加えて、あかねソラ先生は言葉表現が綺麗なので、杉野が日比を振るときの表現も綺麗なんです。「憧れを履き違えた何かだよ。大丈夫だよ、日々。お前の気持ちに相応しい言葉がどこかにあるはずだから、探してみなよ。それでさ、もし答えを見つけた時は…俺に伝えにきてくれたら嬉しいな」って。でもその言葉の背景には、「うまく言えない感情も本を通して言葉にできる」と日比がさり気なく言った言葉がある。そんな小さな言葉も拾い上げるくらい杉野は日比が好きだったんだなぁ、と私は思わずにはいられない。そして日比はずっと言葉を探すんです。でも、どんな小説にも載ってなくて、さらに分からなくなる。こういう細かい、どうしようもない人間の感情の機微があまりにもエモくて最高でした。
レビュー件数少ないの勿体ない。もっと広まればいいなぁ、と思います。 -
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解釈違いですwwwwww2022年1月26日フォローしてる方のレビューを見て、絵柄と試し読みの感じが私好みそうだったので購入しました。めっっっっっちゃ面白かったです。腐男子である青見先生が、日々生徒たちで腐の妄想をしているせいで優等生の秋也の本性、腹黒であるということを暴いてしまい…?みたいなお話です。私は腹黒攻めが三度の飯より好物なのですが、それを腐男子先生(受け)とカプにさせる斬新さがめっちゃ面白かったです。攻めが腐に理解あるのも最強過ぎたし、先生のセリフも逐一オタク過ぎてしんどいwwwwでも笑えるだけじゃなくて、ちゃんと胸キュンや切ないシーンも織り交ぜられていて萌えました。出てくる男の子たちもみんな美形でしたし、青見先生が妄想するカプが全部解釈一致な上に私の好きなカプだったので…。高城先生の好きなカップリングを少しだけ垣間見た気がします。
今まで読んだことのない作者さんでしたが、一気に興味が湧いたので、他の作品も買ってみたいと思います! -
私にはほっこりし過ぎだったかも…2022年1月26日試し読みが面白かったのと、レビュー件数が多かったので、ポイントSALEということもあり一気買い。最初の方は面白かったんですけど、途中からほっこりエロばっかりでちょっと飽きちゃった。受けが変にモテ過ぎだし、モテる理由もあんまり分からない。周りのモブがノンケだかホモだかは分からないけど、ノンケだとしたら男同士ってそんな簡単に惹かれるものだったっけ?って思うし、ホモセクシャルなんだとしたらホモが多すぎ。私自身がほんわか鈍感受けが好きじゃないのもあるとは思うんですけど、とにかく内容濃いのを求めてる人には向かなそう。逆にくすりと笑えるエロエロのほのぼのストーリーを求めてる人はめっちゃ刺さりそう。なので星ふたつ。
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世界はBLを中心に回ってる2022年1月25日ここは割とBLに寛容な世界なのかな?というか、もうごく普通に二人がくっついて、周りがそれをすんなり受け入れてる感?というか担当と編集の距離感おかしくない?などなど。色々疑問に思うことはあれど、それを超える尊さがあったので個人的には、「もうこの世界はBL中心に回ってるんだ!」と謎の納得をしてしまいました。
お話の内容はめっちゃ可愛いし、めっちゃエロい。馴れ初めがしっかりしてて欲しい人には向かない。けど、やっぱ野白ぐり先生は最高ですね。レビュー少ないの勿体ないくらいだと思います。ちょっと強気な色っぽい受けが好きな人は絶対読んで。 -
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コスパ良し2022年1月23日フォローしてる方のレビューを拝見して、1/31までSALEということで購入しました。なんといっても43Pの一話完結で55円!レビューを書いたら10Pと還元されるから、実質45円!やっす!表紙もタイトルも綺麗なので、それだけでもうその価値があるよ…。人魚が、人の肌に触れると温度差で火傷してしまう、という設定が曖昧だったり、人魚が陸に上がることができたり、という部分に少し首を傾げてしまいましたが、概ね面白かったと思います。私みたいに「人魚とは脚がなくてナンボ」とか「一本の尾びれが描かれたところを見たかった」とか「三百年くらいの寿命があってこそ人魚」などなど、意味のわからない固定概念を持ってなければ、これは絶対面白いと思う。私はいかんせん人魚マニアなのでぇ…。めちゃくちゃ人魚の設定にこだわりのある人間なので…。星四つ。
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世の中の創作主たち全員読んでくれよ!2022年1月23日うわぁぁぁあぁあ!!めっちゃ良かった!!!本当の本当に色々考えさせられながら読みました!!うわぁぁあぁぁあ!いや、同じ作者様の「息できないのは君のせい」が凄く好きだったので買いましたが、全く別物の良さがありました。
創作とは何か。恋愛とは何か。物事の本質をずっと模索しながら描かれてる。私ごとではありますが、私自身二次創作にハマっていた時期もあったので、主人公の作家:早乙女に共感する部分が多かったです。何かひとつの作品をつくる側にいる人たちなら、めちゃくちゃ考えさせられる作品なんじゃないかな。
ただ、とにかく男の子たちの恋愛が描かれてるものが見たい!それこそがBLと思ってる方々は、読むのやめた方がいいかも。ふたりは一巻でず〜っと低温だし、二巻の最後の最後でやっと恋愛のスタート地点に立つ感じ。ジャンルもBLじゃなくて少女漫画だし、ヤってるシーンとかもない。でも創作について、すごく考えさせられる作品だから、世の中の創作主はみんな読んでくれよ…。恋愛が少ししかなくても満足度が高い話なんだよ…。最高なんだよ…と叫びたくなるお話でした。やはりゼニコ先生は天才ですね。これからも応援します。 -
ハピエン厨は読むべからず2022年1月22日はぁ〜〜〜っ!!いい空気吸った〜〜〜!!!と読み終わった後に、一旦深呼吸しながら天を仰ぎ見たくなるタイプの尊さを孕んだ作品でした。絵の綺麗さもさることながら、言葉選びが尋常じゃないくらい丁寧です。「よおく分かった」だとか、文字の使い方が色っぽい。ひとつの大正文学を読んでいるような気分にさせられる。この作者様、絶対明治、大正あたりの文豪好きだろ。特に太宰治が好きそう。そんでもって、そこらへんの文豪が好きな腐女子はこの作品もハマると思おう(独断と偏見でものを言っています)
ただ基本的に胸が苦しくなる物語ですし、最後メリバに近いような描写もあります。ハピエンしか勝たん卍厨は読まない方がいい。物語中に二組のカップリングが登場しますが、1組が文句なしのハピエンの割に、もう一組がメリバに近い感じの表現です。私はそこにロマンとエモを感じますが、片方がハッピーなだけに、もう片方に残念さを感じてしまう人もいるかも。逆にメリバ厨は、絶対買って。
追記...雑談ですが、三味線ブギウギという曲で「踊る阿呆に踊らぬ阿呆だよ、同じ阿呆なら踊らにゃ損だよ」という歌詞があります。とても古い曲なので知ってる人は少ないですが、もしそこからインスピレーションを受けて描いているのなら、この作者さんは時代背景を心の底から重んじて、大切にしているんじゃないかな。と思いました。もし興味がある方は検索してみてください。 -
攻めがちょっと苦手だけど好みの問題2022年1月21日私は復縁のお話が大好きなので、人に勧められて買ってみました。ストーリーとしては節々に切ないすれ違いや、胸キュンが織り交ぜられていてトキメキがありましたが、いかんせん攻めが苦手でした。顔がタイプでもなければ、セッ/クスのときに受けの身体を労ることもできずに自分の感情をぶつけてしまうタイプ。愛してるからって何でも許されると思うなよ!個人的には、受けの肩を持ってしまう描写が多かったです。スパダリ攻めが好きな私にとっては、うーん…。
スパダリじゃないにしろ、読んでて「攻めの気持ちもわかるし、受けの気持ちもわかる。だからこそ辛いなぁ」って思える描写が好きなので…。片方だけに感情移入してしまうと、もう片方にイライラしてしまうんです。でも、物語としては最高でした。イライラしながらも読み進めることができたので、イライラ以上にきっと胸キュンが多かった!はず!(じゃなきな私は読み進めることができない)
スパダリ攻めが好きな人には向きませんが、そうじゃない人にはめっちゃヒットすると思います。 -
高評価の理由は分かるけどハマらなかった2022年1月21日絵柄と設定が好きで、ナツメカズキ先生を推してる人も周りに多かったので買ってみましたが、個人的にはあんまり刺さりませんでした。
理由としては、受けの行動がウジウジしてるくせに尖り過ぎ。攻めを誘惑したり突き放したりと矛盾が多すぎ。こんな捻くれた受けにノンケの攻めが惹かれる理由もよく分からない。お人好しが過ぎる。私はお人好し過ぎるキャラクターが出てくると、綺麗事過ぎて無理だなぁと思いながら読んでしまうタイプの捻くれた腐女子なので、完結の仕方までも安直に見えてしまいました。
でも別に、真っ直ぐなお人好しキャラさえ嫌いじゃなければ、めちゃくちゃ物語に入り込める描写になってるとは思う。レビューが高い理由が、全く判らない作品ではなかった。私みたいに捻くれた腐女子、お人好しキャラが苦手な人には向きません。素直に感情移入できる人に向いてます。 -
私は胡散臭い攻めが大好物なんじゃ!2022年1月21日そう!そう!こういうキツネ顔した胡散臭い攻めが、受けに押せ押せガンガンでアタックするにも関わらず、普段の胡散臭さのせいで一向に信じて貰えないこの感じ!大好物でございます!いや、これはもうほんっと好みの問題なんですけど、胡散臭い攻め→→→→受けの構図が好きな人は、絶対これも好きだと思う。というか、その構図のお手本みたいな攻めでした。嫉妬してる顔とか、切羽詰まった顔とか、傷ついた顔とかもちゃんと描写されてて、性癖グサグサ抉られましたね。物語だけじゃなくて、エロもしっかりあるので、さすがオメガバといった感じです。
唯一懸念する要素があるとすれば、オメガバ+獣人という設定がもぎゅもぎゅ詰まってので、ちょっと頭がこんがらがるかも。オメガバや腐の初心者には絶対向かないですね。あとは物語がページの都合だとは思いますが、割と急ピッチで進んでいくので、胡散臭い攻め→→→受けというこの構図が好きじゃなかったらハズレたと思っちゃいそう。 -
皆んな良いキャラしてる2022年1月21日攻めも受けも、そしてモブまでもいい味出してんな、って感じです。萌え要素がちらほらと散りばめられています。受けは過去に、少しだけトラウマを抱えてますが、それについて受けは女々しくなり過ぎてないし、攻めの宥め方も不器用なりに可愛くて愛おしい。
以下、少しネタバレ。受けのトラウマに絡んでくるモブが後半で登場します。が、受けのそのモブへの態度がすごく好感持てます。今はもう綺麗さっぱり、過去なんて乗り越えたよ風。モブが振られた感じになって、ざまぁみろ、とスカッとできます。いや、本当にモブは、攻めと受けがうまくいくためのスパイスみたいな感じですね。いい味出てると思います。黄昏の腐女子の私にとっては大ヒットって訳じゃないですけど、普通にヒットしました。むしろ黄昏の腐女子の私にすらヒットしているのですから、光の腐女子には大ヒットだと思います。光属性の腐の方々は絶対読むべし。 -
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大当たりでもなく、ハズレでもない2022年1月21日作者買いです。同じ作者さんの「あかりと彼はなやましい」が凄くヒットしたので読んでみました。感想としては、これはこれでアリかなって感じです。大きく当たりもしませんでしたが、ハズレた感もなく。
あらすじとしては、子供の頃に結婚の約束をした男の子が目の名前に現れて、社畜で荒んでいた生活と心を包み込んでもらいながら、最終的には題名の「パーフェクトプロポーズ」に繋がります。まぁ、出だしとタイトルである程度の話の流れは読めると思いますが、分かってるからこそ安心して読めるという説もあるので…。ただ萌えの要素が少ないのと、社畜の描写が多過ぎたかな。こういう社畜描写は、実際にあるある過ぎて、読んでて辛くなるひとはいると思う。社畜のトラウマがある人には、オススメしません。
読むものがなくて困っていたり、余程の作者さんファンなら手を出してみるのもアリです。1/28まで値下げ+ポイント還元だそうなので。正規の値段なら、私は買いません。 -
一巻から二巻でのふたりの成長が微笑ましい2022年1月21日ふぅ〜〜〜〜!!文句なしでトキメキの多いお話でした〜〜〜!!!社会人×学生という年齢差の魅力を最大限に感じれる!!!「三上と里はまだやましくない」のスピンオフだそうですが、それを読まずとも十分楽しむことができました。(読んでた方が更に楽しめる内容ではありますが)
攻めは、最初の方だと何考えてるのか、受けをどう思ってるかよく分からないのですが、話が進むにつれて割と大胆な行動に出たり、しっかり受けを好きになっているのがよく伝わる描写になってます。受けも受けで、最初の方は斜に構えた考え方で世の中を眺めてはいるけど、受けなりの過去と考えがあるので納得がいくし、それを乗り越えていく受けの成長も見れて本当に微笑ましいです。
二巻だと、その受けの成長を寂しく感じてしまう攻めの葛藤が見ることができます。どちらにも焦点があたっているし、どちらにも好感が持てるお話。めっちゃオススメです。 -
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地雷持ちは注意2022年1月21日も〜〜ーっ!!こういう作品が大好きです!!!攻めが受けを好き過ぎるがあまり遠回りしてしまったり、余計に拗れてしまったり…。しかもちゃんと攻めの過去の描写も描かれているし、攻めの嫉妬の表情や言動の描き方も逐一萌えが詰まっていて、個人的には最高でした。受けも受けで、ナヨナヨし過ぎてないけど悩んでないわけでもなくて、いい塩梅で選択肢を誤るから、攻めと受けのすれ違いに胸が苦しくなります。いやはや萌の塊でした。
ただ私は、モブ×受けの描写がある話が大好きだからこういう評価になっただけで、そういうのが苦手な人は地雷を踏み抜く作品だろうなぁ。試し読みの受け×女のみならず、モブ×受けの描写があるので、お気をつけて。 -
レビュー数が多いからって名作とは限らない2022年1月21日最近よく思うのが、レビューは「いいねの多い順」に並べて見た方がいいんだなってこと。この作品とか正に典型的なそれで、いいねの多い順に並べてみると割と低評価のものが共感を産んでる形になっている。
他の方々も言ってるけど、絵は綺麗だし、書き出しも個性的でワクワクさせられる。試し読みだと、これはクソでか感情抱える攻め×強気受けだなって期待してしまいがち。だけど、蓋を開けてみれば攻めは笑ってるときに、なんで目が笑ってないのか描写されず終いだし、受けが攻めを好きになる展開も急ピッチ。感情の変動についていけない。お互いがお互いじゃなきゃいけない理由が見つからない。BL特有の男が好きだなんて気持ち悪いかな?とかいう葛藤もなく「俺は攻めが好きなんだ…」とすんなり自分の感情を受け入れてる受け。何もかもに違和感を感じながら終わってしまいました。 -
執着攻め×強気受け=最高すぎた!2022年1月16日絵が綺麗なことと、夜明けの腐女子の友達に勧められたこともあって、あらすじも何も読まずに購入に至りました。が、シークレットxxxのスピンオフだったんですね。まぁ、シークレットの方を読んでなくても全く問題なく読むことができました。
受けが重い過去を持ちながらも、うじうじし過ぎることなく、攻めに頼りすぎることもなく、本当に好感の持てるキャラ。元祖強気受けだけど、ちゃんと攻めに惚れてる。一概にツンデレという言葉では収まりません。攻めも攻めで、受けに振り回され過ぎないというか。しっかり決めるところは決める。どちらが一方的に主導権を握ってるとは言い難い、ちゃんと力関係の釣り合いが取れてて本当に素敵なカップリングを見させてもらいました。これぞ私の求めてた理想のカプのあり方という感じですね。物語としても、ちゃんとドキドキきゅんきゅんさせてくれるし、定期的に読み返したいと思います。 -
攻めが優勝!これぞ元祖分からセッ!2022年1月14日ぶっちゃけあんまり期待してませんでした。「ヤ○チン、元タチ、オープンゲイなアイツは俺の専用ネコ」なんて如何にもアホエロ臭漂うキャッチコピー。まあ、レビュー多いし読んでみよっかな、くらいの軽い気持ちでしかありませんでした。が、それを上回って大優勝の大勝利。攻め様が格好良すぎました。まず顔面がタイプだし、塩対応のドエスな癖して、内心嫉妬してたり、焦ってたり、甘いことしたり、とギャップの連続。変に格好つけてるわけじゃないのが、俄然タイプです。
元タチの受けちゃんが、ネコになる描写なんかは、これぞ元祖分からセッ久って感じですね。素晴らしい過ぎました。そのあとの受けちゃんが攻めに一途になっちゃって、どうにか重たくならないようにセフ/レを提案するのも、健気で可愛い。こんなにもエモが凝縮されてるのに、ドドドドドエロも満載です。ここまでエロとエモを共存させているお話は、なかなかないのではないでしょうか。ここ最近で一番萌えました。胸キュン&萌え&エロのお話です。超オススメです。 -
マーガレットとは思えないクオリティの高いBL2022年1月13日私は元々少女漫画厨から、腐女子に転じていき商業BLを読むようになった女なのですが…。まさかマーガレットでBLが掲載される日が来ようとは!しかしマーガレットだからと言って侮るべからず。私もこの作品を最初に人から聞いたときは、「いやいやいや、モブが軽めのBLやってるだけでしょ」くらいに軽視してました。でもちゃんと読んでみるとガッツリBLです。
エロシーンは全然ありませんが、俺物語!の作者様方というのもあってか、本当に良いテンポと笑いのツボが織り交ぜられており、高校生らしい甘酸っぱい感じ。
私自身、闇を抱えてたり、少し拗らせたクソでか感情が大好きで、どハマりするのもそっち系が多い自覚はありますが、これはその要素がなくてもハマりました。根っからの商業BL好き腐女子の方もハマれる気がする。けど、エロがないと萌えませんというひとには微妙かも。とにかくめっちゃ面白い。興味があれば、1/23まで一巻無料キャンペーンらしいのでお試しあれ。 -
スパダリ攻とオメガバが好きな人は買うべき2022年1月13日一月のオススメ作品ということで、クーポンが使える上に絵柄が好みだったので購入しました。まだ完結してないので何とも言い難いですが、とにかく絵が綺麗!
私は馬鹿とチョロすぎるキャラが苦手なのですが、攻めも受けもそんなことはなく…。攻めは純粋真っ直ぐな性格ですけど、お馬鹿すぎないギリギリのラインをしっかり保ちつつイケメンなスパダリを発揮してくるし、受けは受けで闇を抱えてるけど攻めに頼りすぎないように頑張ってる。剣呑ではあるものの、一本の糸の上でなんとか均衡がとれてる感じ。評価は完結するまでわからないですが、今のところ面白いので星5つ。でも個人的には完結を待って他の方のレビュー見てから買った方が利口かも、とは思いました。
スパダリ攻めとオメガバが好きで、この絵柄が好みなら買って損は無いと思います。 -
伏線が素晴らしい!2022年1月12日絵柄の綺麗さやセバスチャンの格好良さは他のレビューでも記述されてる通りなので、私が言うまでもないと思います。が、黒執事の素晴らしさはそこだけじゃありません!伏線がすごい!!巻数が進むにつれて、最初からそのつもりで描いてたの!?と思わされる展開になっていきますし、読み返してみても「たしかに!」と納得させられるほどに、伏線がすごい。すっかり枢やな先生の大ファンになってしまいました。
それから凄く個人的な話ですが、私が腐女子ということもあって、耽美で見目麗しい男性がたくさん出てくる点でも凄く萌えます。勿論BLものではありませんし、カップリングが確立してるわけじゃないので、あくまでも私の妄想の範囲です。そういうのが好きじゃない方たちも、好きな方も、双方楽しめると思います。 -
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ギャグだけじゃなくて胸キュン満載2022年1月11日日給10万円で貴方のおっ○い貸してくれませんか?といえキャッチーなフレーズと、試し読みのコミカルさ、ガチムチっぽいのにゴツすぎない身体の描き方と絵柄。全てが好みにクリーンヒットしたので買いました。結果:最高すぎました。
買った時には「これは絶対面白いし、このままギャグ路線で突っ走っただけの漫画だったとしても後悔はないぞ」の意気込みだったんですけど、最後まで読んでみるとギャグ100%だけの作品ではなかったです。かと言って、ギャグっぽい要素が後半にかけて萎むわけではありません。ギャグの要素がそのまま100%全速力で突っ走りながらも、胸キュン要素がさらに20%もぎゅもぎゅと足されていく感じです。攻めがおっ○いに固執してるからこそ、じゃあ俺のおっ○いが好きなだけなんじゃ?俺自身を好きってわけじゃないんじゃ?という受けの葛藤なども出てきて、苦しくて甘くて切ない。でもそれをちゃんと超えてくる攻め。控えめにいって最高すぎました。
私自身、こういったクスリと笑える感じのものに弱い自覚はあるのですが、それにしたって大満足。初コミックスとのことで、これから応援したくなりますね。何かぶっ飛んだカラーがひとつ欲しいひとは是非読んでみてください。 -
私の性癖さえ歪んでなければ星5つ2022年1月11日くっ、くぅ〜〜〜っ!!!なんだ!?このピュアピュアな感じ!!!拗らせた恋や歪んだ愛が好きな私の心が浄化されてしまう!!!!!(歪んだ愛や闇に滾りを覚える黄昏の腐女子としては、焦りを感じるくらいピュアでした)
眩しいなぁ。眩しすぎるぜ。ちゃんとお互い社会人で大人なのにピュアって無敵ですね。当て馬役みたいなのもいないし…。若干女が出てきますけど、ふたりがスムーズにいくためのパセリみたいな感じです。
ただ、もう少しお互いへの執着とかすれ違う様が見たかったな。でもこれは私が性癖を拗らせてるせいなので、純粋に幸せでピュアなお話を読みたい光の腐女子には打って付けかと思います。逆を言えば、クソでか感情や固執、執着、歪んだ愛情やすれ違いが好きな人にとっては物足りなさを感じるかも。なので星四つ。私が光の腐女子でさえあれば、星五つだったんだろうなって思います。 -
しっかり恋の駆け引きでドギマギする2021年12月29日さらりとしたタッチなのに色気のある作画に惹かれて購入しましたが、想像以上に恋の駆け引き、シーソーゲームって感じです。お互い何も考えずに恋愛してるわけじゃなくて、一方はどうにかこの恋に嵌まらないように、もう一方はどうにか自分に振り向いてもらおうと、お互いの必死さが伺えて凄く好きでした。エッチなシーンも、元来の色気があるタッチから更に踏み込んで、大人のそそる感じが出ていました。
強いて言うなら、登場人物の過去とか、今いる友人とはどういう距離感なのか、あとは時間帯の描写をしっかりした方がさらに良い漫画になる気もしますけど、今後が楽しみな作家さんですね。応援したいと思うほどに、楽しませていただきました。オススメです。 -
漫画から、いつの間にやら大ファンに2021年12月29日漫画が4巻で終わっているので、どうしてもその続きの二人が気になってしまい、ライトノベルの方を確認すると「え!?!こんなに長いの!?全部は読めないし、絶対途中で飽きるか、中弛みするだろうなぁ〜。一巻ずつ買って、飽きたら購入するのやめよ!」くらいのノリになりました。が、しかし。ページを捲る手が止まらない止まらない。気がついたら、全巻読み終わってました。あれ?絶対読まないと思ってたのになぁ???
あとは、やはり最初の頃のエドガーは割とクズというか、最低な男なんですけど…。その根底にあるのが、単に他人を軽視しているわけじゃなくて、自分が大切にする優先順位を見誤らないようにしているだけ、というのがすごく好きです。ひどい男でも嫌いになりきれない。
純粋でまっすぐなリディアも、基本そういうキャラは守られるだけのポジションに落ち着くことが常な気がしますが、そんなことはなく…。彼女も彼女なりに戦おうとしているのが好感度高いです。
そしてエドガー→→→→→→リディアかと思いきや、たま〜にエドガー(←←)リディアになって、その後さらにエドガー→→→→→→→→→→→→→→リディアになっていく感じ。矢印の動き方に胸がきゅんきゅんさせられる。見てて飽きません。そんじょそこらの少女漫画よりよほど世界観が作り込まれてる上に、トキメキもあり、波瀾万丈もあるので、活字に嫌悪せず、ぜひ色んな人に読んでほしいです。 -
レビュー件数少ないの勿体ない!2021年12月29日いや、時代のせいというか、絵が少しだけ古い上に、最近の漫画ではないのでレビュー件数が少ないのは仕方ないことだと分かっていますが…。本当に綺麗な絵だと思います。その時々で流行が変わっても、絵が綺麗だなって思わされるのは本当に上手な証だと思ってます。
あとは、タイトルが「伯爵と妖精」なんていかにもファンシーびゅあぴゅあって感じですけど、この男主人公のエドガーという男。そんじょそこらにいる少女漫画イケメンキャラとは訳が違います。狡猾で、人を見捨てる判断も、誑かすも、一瞬で出来てしまう男。ただ情に薄いわけではなく、何を守るか優先順位がはっきりしているだけ。
最初は主人公の女の子、リディアのことも利用しようとします。そんな男がリディアの優しさに触れて、少しずつ惹かれていく様が描かれています。でも他の少女漫画によくある「そんな重たい過去抱えてるくせに、なんでそんな簡単に人のこと好きになるの?」という違和感もありません。本当に少しずつ、少しずつ惹かれていくし、でも簡単に恋に落ちるわけじゃないから利用する部分が抜けきらない。なのに、リディアに疑われたり信じてもらえないのは苦しい。自分を好きになってもらいたい。リディアを利用しようという思考とは別のところで、心がそうやって思ってる。そんなエドガーの葛藤もたまらない。
いろんな少女漫画を読んできましたが、このお話は世界観が18〜19世紀の英国と作り込まれていて、本当に大好きです。没頭しやすい作品。この4冊でハマったら、ぜひ原作のライトノベルもおすすめです。 -
何度読んでも好きが募る2021年12月29日一巻完結で、ここまで色々萌えさせてくれるBLはなかなかないんじゃないでしょうか。ヤクザ×高校生というだけで、私は性癖をかなり抉られるんですけど…。私は高校生という年齢のことを、大人でも子どもでもなくて、人生の中で一番青い春を過ごす、特別に多感な眩しい年齢だと思っています。
そんな時期に聡美が成田狂也というヤクザに出会って、ただカラオケに一緒に行く様は本当にシュール。読み返しても笑えるし、テンポ良くて、なのにトキメキがある。高校生なりにヤクザの狂也のこと大切に思ってるだ、というのが最大限に描かれていると思います。何度も読み返して、このふたりの未来ifの妄想に浸れます。
恋愛に発展しているような、していないような、好きに解釈できます。ただ私は、この漫画のジャンルがBLであることに「ありがとう、世界」と言わざるを得ない。本当に素晴らしい作品です。 -
支配と服従のエロス、ここに極まれり2021年12月29日ただのエロと思ったら大間違いです。支配欲や加虐欲を隠して生きるモデルと心の読めてしまうホストの恋なんですけど、私はSMに関しては「相手が嫌がっていたら、それはただのプレイ。相手がよがって気持ちよくなっていたら、それは愛情」だと思っています。これは間違いなく愛情です。dom subではないんですけど、少しdom subチックなもよを感じますね。あとはエロだけじゃなくて、ちゃんとトキメキが沢山散りばめられているのも高ポイント。
あとは純粋に絵が綺麗なのと、筋肉の盛り上がり方がえっちなので、筋肉フェチには堪らない逸品。結構前に購入しましたが、たまに読み返したくなるので良いお買い物をした気分です。
ただ、エロじゃなくて純粋にピュアピュアな恋をするBLが読みたい人は、おすすめできない訳じゃないけど、もっと学生アオハルっぽいものを探した方がいいかも。 -
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好きだけどオススメはしない2021年12月29日作者買いです。「心を殺す方法」という作品があまりにも性癖に刺さったので買いました。ですが、主人公の男の人の過去描写が足りない感じです。もっと序盤に深掘りされてる部分があったら、共感や世界観への引き込まれる感じが生まれたんだと思います。この2冊では少し、それぞれの心理描写が物足りない感じですね。
かと言ってドキドキハラハラしない訳じゃないですし、最後までそのシリアスさを残して安直に終わらないところが私はすごく好きです。なので、星5つ。でもみんな読んで!とは思わない。サスペンス拗らせBLが好きな人は、冒険として買ってみるのもあり。でも、そういう人には「心を殺す方法」の方がオススメ。 -
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個性豊かなキャラとテンポの良さが魅力2021年12月29日様子のおかしいヲタク(攻め)× メイク動画の配信をしてる美人でおおらかで色っぽい年上(受け)という新ジャンル。言葉だけで説明すると、このふたりが交わること絵面が思い浮かばないんだが?と思われかねないようなふたりなのですが、なんと息ぴったり。というか、熟練夫婦のようなしっくり加減を醸し出します。やはりうり先生は物語のテンポが最高です。
こういうヲタクキャラは気持ち悪くなりがちというか、女々しくなりがちですが、しっかり男らしさというか、さらっとイケメンな部分が散りばめられていて、好感が持てます。受けへの溺愛っぷりが、面白くて愛おしい。
受けも受けで、着物+メイク+動画配信+年上+敬語+可愛い、とテンプレではあり得ないような魅力が盛りだくさんです。年下の攻めにすら敬語をつかっている部分でおおらかさや気品を感じる上に、様子のおかしいヲタクである攻めをニッコリ笑って流せる大雑把さもしっかり持ち合わせているので、さらに魅力的ですね。
テンプレBLに飽き飽きしてる方は、新規開拓に一旦騙されたと思って是非買ってみてください。めちゃくちゃオススメです。 -
ガチファンのみが買うべき2021年12月29日先に述べると私ははなげのまいさんの書く作品が大好きです。Twitterも通知つけてますし、ありとあらゆるサイトの更新もすごく楽しみにしています。買ったことに後悔はしていません。
で、す、が。この値段は…。私ははなげのまい先生のガチファンだから全然許容範囲ですけど、普通にただBL男子高校生が読みたい人が買ったら120%満足できません。変に期待を持たせたくもありませんし、はなげのまい先生にがっかりされるのも嫌なので、あえて低いレビュー点数を付けさせていただきました。
新規BLを開拓されたい方は、ここでわざわざお金を出さずとも、はなげのまい先生のpixivアカウントだけでかなり楽しめるかと。なんなら、pixivアカウントを覗けば「えっ?これ全部無料で見れるの?」と満足度が高くなると思います。内容は絶対的にいいから、pixivだけはマジで全腐女子に見てほしいなぁ。
とにかくこの本は、まなげのまい先生ガチヲタクだけが購入して、本が高いのは、はなげのまい先生への応援資金と考えた方がいいですね。 -
まず『25時、赤坂で』を読んでから2021年12月29日作者買いです。「25時、赤坂で」という作品が大変性癖に刺さった上に、絵柄も大好きなので購入しました。が、安定と信頼の夏野先生でした。いい意味で綺麗過ぎない等身大の男の子たちが、大好物なので。
ただ夏野先生の描き方には、夏野先生特有の澄んだ世界観みたいなものがあるから、「25時、赤坂で」にハマれない人にこれは絶対ヒットしないし、これにハマれなくても「25時、赤坂で」はハマれる可能性が高い。こっちを買う前に、先にそっちを買ってみてから購入は決めた方がいいと思います。この作品は、夏野先生の世界観や麗しい絵をもっと見ていたい人にオススメ。 -
絶対ハズレではないが期待し過ぎは良くない2021年12月29日私はこの作品が大好きなんですけど、この作品の評価の低い方のレビューを見てみると、「面白かったけど、こんなに人気が出るほどなのかな?」という意見が多いように思えました。絶対ハズレではないですが、期待のし過ぎは良くないかもしれません。
オススメしたいポイントとしては、とにかく絵。絵が恍惚するほどに美しい。それと言葉では言い表せないような、キャラクターたちの切ない表情がすごく好きです。読者に想像の余白を残してくださってる感じが、私は胸を締め付けられたり、いろんな気持ちを掻き立てられて大好きです。
ただ何度も言うように、期待値が高すぎると超えるのが難しくなってしまいます。人気作品は、いろんな層にとっても、なりに押せるポイントがあるから人気になるのであって、狭く深く性癖を抉ってくるわけではありません。買ってみて絶対損ではないはずなので、期待し過ぎずに、やっぱ王道BLってこうだよね、むふふ、くらいの気持ちで読むのが一番この作品を楽しむコツだと思います。
あと2巻以降は、私は絵を見るのが楽しかったし、なにしろキャラクターたちが大好きだったので買いましたが、一巻で猛烈なキャラクターへの愛を育まなかった人は一巻でやめといた方が満足度高いまま終われるかと。 -
清々しい誘い受け(?)2021年12月28日試し読みで転入生の男の子が「ジ慰はどこですれば?」とルームメイトに聞いた瞬間、この子のキャラがぶっ飛び過ぎてて大好きだと確信して、購入に至りました。が、大正解でした。
こんなに耽美な絵なのに、ギャグが織り交ぜられているなんて、魅惑の世界すぎてきっと愛染マナ先生にしか描けない世界観だと思います。男子高校生ならではのノリも、転入生に翻弄される受けも、最高に良かったです。途中ウザいモブ教師が出てきましたが、すごいしゃしゃってくるというよりは、二人の関係の良いスパイスくらいに思えました。
レビュー件数少ないのもったいないですね。本当にもっと伸びてほしい作品です。あと転入生のエロへの探求心がすごいので、随所のエロやち○こへの感想を言語化しているのが、更に変態で面白くて、エロいなって思いました。
王道BLは好きだけど、なにかひとつぶっ飛んだ変化球や味変がほしい腐女子にはたまらない作品。オススメです。 -
私が一番好きなBL作品😍2021年12月28日今まで沢山の同性愛やBL本を読んできましたが、本当にこれを超える作品とは未だ巡り会えておりません。何度読んでも、エモいし、胸が締め付けられるし、考えさせられる。絵柄も最近のBLに慣れてしまっていると、最初はとっつきにくさを感じるかもしれませんが、読んでるうちに内容が良過ぎて絵柄にすら没頭できます。ふたりともイケメンです。
あらすじは、学生時代からずっと先輩(ノンケ)のことを好きだった後輩(同性愛者)が、久々に再会して、また好きになってしまうところから始まるんですけど。その会っていなかった期間、誰とも身体の関係を持っていなかったとか、そんなファンタジー一途みたいなことはなく…。人間関係に対して生々しさ、それでも先輩を忘れることができなかったクソでか感情の描かれ方が私は大好きでした。
あとはお互いへの矢印が、しっかりお互いに向いているにも関わらず、同性愛だからこそすれ違ってしまう時間すら、切なくて苦しくて…。ノンケの先輩も、先輩なりに後輩に向き合っているのに、交わらないやらせない気持ち。この作者が同性愛者でないのであれば、本当に天才なんだな、と思わざるを得ない作品です。
途中リバや攻めフェがあるので、地雷の方は注意。 -
純粋な押せ押せ攻めが好きな人にオススメ2021年12月28日一途の番犬攻めくん×クソビ○チって、若干の王道のような定番感が抜けないですけど、やはり王道には王道たる所以があるので何度擦っても美味しい。試し読みで、受けのキャラ立ちがすごい面白そうだなって思ったので購入しました。
結論からいうと、ちょこちょこ受けのち○こ好き故に出てくる語彙に私はくすくすと笑えましたし、受けの過去もBLあるあるな気はしますが、それで純粋にずっとうじうじしたり、くよくよするような人じゃなくて好感が持てました。
ただ番犬攻めの真っ直ぐさが、フツーこんな人間おるか〜?となってしまった。あとは個人的好みの問題ですが、私はただずっと尻尾振ってるだけの男より、腹の中に一抹なにか闇や企みを抱えてる男の方が好きなので…。攻めが真っ直ぐ過ぎて少し苦手だな、という感じはありました。こんな正攻法で周りを牽制するんじゃなくて、頭を使って裏から色々手引きしておくれよ…、と私の性癖ゆえに思ってしまう。
ただ、とにかく純粋で真っ直ぐな男が受けに押せ押せで口説く様子が三度の飯より好きなんだ!という方にオススメです。 -
トキメキとギャグが交互にフルボッコしてくる2021年12月28日元々うり先生のことはTwitterで知っていたんですけど、ちょこちょこした話の中にトキメキや面白さ、エモさが全部詰まっていたり、オチも完璧だなぁという信頼が厚かったので、購入に至りました。そして、やはりその信頼を裏切らないでいてくださるのがうり先生。テンポよく話が進んでいくし、変にモブがしゃしゃってこない。BLあるあるのレ○プ、ストーカー、スキャンダルも、なにひとつないので安心して楽しく読めます。登場人物たちがみんな関西ノリ。会話もちょこちょこボケツッコミでくすくすと笑える部分も多いのに、恋愛的なトキメキがいっぱい溢れてるのも高ポイントだと思います。
女体化地雷の人も、受けが完璧に女の子になってるわけじゃないので、女体化克服練習用って思って挑戦しでるのはアリよりのアリかな。攻めは、断固としてホモというか同性愛者なんです。これは女体化地雷の人にとって安心材料なのでは?と勝手に思っています。
三度くらい読み返して、やっぱり面白いので私にとってこの作品はマジで当たりでした。うり先生、素晴らしい作品をありがとうございます。