このレビューはネタバレを含みます▼
「好き」を言葉でちゃんと伝えなかったために、8年も無駄に費やしてしまったカップル。攻めの樋口は配慮の無い物言いで、受けの国中は言いたい事を言わなかった。お互い好きだったのですが、気持ちをちゃんと確かめずに、別れてしまいます。そして再会。樋口はまたすぐ元の恋人に戻れると思いますが、従順だった国中は別人のように喧嘩腰で嫌いだと責めます。しかもセ/フレ持ち。けれど、それは樋口の事が好きで拗らせて過ぎてしまったからで。国中の拗らせてしまった思考回路が分かると、そうなんだ!何でそこまでー!がぐるぐるしてしまいますが、好き過ぎるんですね、樋口の事が。受けも攻めもあまり好きなタイプでは無いですが、カップルになると拗らせからの甘々が最強。シリーズ中、一番好き作品です。