このレビューはネタバレを含みます▼
ストリートチルドレンだった養い子・スバル×小さな港町を発展させた名士・エリィ。10年前に拾ってから愛情を注いできた息子に、二十歳の誕生日を前に突然告白されたエリィ。単純に父と息子の禁断の関係というだけでなく、エリィの生い立ちやスバルの名に込めた願いなど、奥行きがあって沁みた…よかった。この季節に読むとなおさら温かさが心にも体にも行き渡る気がする。細かいネタバレはなしで読むのをおすすめ。エリィの黒い噂の顛末も無理がなくて納得できて面白かった。Hは少ないけど描写がリアルで迫力!