鑑定眼 もっとも高価な死に方
」のレビュー

鑑定眼 もっとも高価な死に方

楠本寛樹/後藤悠太

設定に無理がある

2022年1月2日
立ち読み増量中で読んだけど、最初の設定が大間違い。
緊急発報があった家に警備員一人で入るはずがない。
作者が警備員の行動マニュアルを知らないことは明らか。
警察に「犯人は大柄だった」と証言したが、足跡から犯人のおおよその身長がわかるのに全くばれていない。

立ち読み分以降は、盗まれた金の「持ち主」に殺されないように、現金輸送の金を悪用し資金洗浄を提案するように話が進んでいくと思われるが、異常発報があった場合の警備員の行動マニュアルすら知らない作者が進める話に、リアリティがあるはずもなく、荒唐無稽なストーリーはシラケるだけだと思う。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!